『ファイナルファンタジーIV 』リメイク3D版がSteamにて日本向けに配信開始。3Dで生まれ変わった暗黒騎士の物語、難易度も選択可

 

スクウェア・エニックスは11月6日、『FINAL FANTASY IV (ファイナルファンタジーIV)』の日本語PC版をSteam向けに配信開始した。価格は1980円。11月9日までは、半額の990円にてゲームを購入できる。


『ファイナルファンタジーIV 』は、1991年にスーパーファミコン向けに発売された作品。主人公となるのは暗黒騎士のセシル。飛空艇団の赤い翼を率いる部隊長として活動するセシルであったが、仕えていたバロン王の言動を疑った結果、隊長を解任される。その後下された幻獣討伐の命を受け辺境の地ミストを訪れることで、世界を大きく揺れ動かす運命に巻き込まれていく。アクティブタイムバトルの導入や、MPの実装、裏切りをまじえてよりドラマティックになった物語など、スーパーファミコンという場にうつしたことでビジュアルやシステム面で大きな進化を果たした。

今回日本向けにリリースされたのは、『ファイナルファンタジーIV』のリメイク版である。ニンテンドーDS向けに、3Dグラフィックを導入し世界・システムを再構成。原作シナリオを踏襲しボイスを導入しつつ、新規エピソードなどを収録。それにあわせて、ゲームバランスなども大規模に変更されている。PC向けに最適化され、Steamにて日本配信されているというわけだ。


Steam版は、DotEmuが移植に携わっている。グラフィックは高解像度に対応しており、イベントシーンも再構成。画面比率としては21:9が選択可能に。一般的なコントローラー向けに操作性も最適化されており、リメイク版の魅力でもネックでもある 高難易度については、ノーマルとハードが選べるようになっている。また中断セーブにも対応するなどセーブ機能が強化されており、始めやすく終わりやすいゲームとなった。Steamレビューステータスは「非常に好評」となっており、高い評価を獲得している。

Steam版については、2014年9月から発売されているが、日本からはアクセスできない状態だった。この度、2012年に配信されたiOS版、2013年に配信されたAndroid版と同じく、Steam版も日本から入手できるようになった。なおSteam版の配信にあたっては、モバイル版にアップデートが実施され、美麗なオープニングムービーが追加されている。

『ファイナルファンタジーIV』PC版は、Steam向けに配信中。モバイル版についても、現在半額セール中だ。