ソウルライクARPG『モータルシェル』配信開始。『ダークソウル』へのリスペクトが感じられる、戦士の骸を借りて戦う3Dアクション

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国内のゲームパブリッシャーDMM GAMESは8月18日、『モータルシェル(Mortal Shell)』PlayStation 4版を配信開始した。価格は税抜3980円。日本語に対応しているものの、公式Twitterによれば一部古い日本語テキストが含まれており、近日中のアップデートが予定されている。なお、本作のレーティングは18歳以上を対象とするCERO Zだ。
【UPDATE 2020/08/19 11:00】パブリッシャー名を訂正。

またパブリッシャーPlaystackからは、Xbox One版がMicrosoft Storeにて税込3500円で配信されているほか、Epic Games ストアにてPC版も配信されている。


『モータルシェル』は、誰かの骸を身にまとって戦う高難易度3DアクションRPGだ。主人公は、白い人型の異次元生物。彼は遺体に憑依して操る力を持っており、かつて誰かに仕えた騎士の亡骸を含め、それぞれ戦闘スタイルや能力の異なる4人の戦士の遺体を借りて、神の打倒を目指す。

亡骸をまとっている状態では、邪教を信奉する亡者に攻撃されてHPが尽きても即再スタートにはならない。HPが尽きた場合、まず主人公の本体が亡骸の外に弾き出され、亡骸を再度身にまとうと、HPが回復した状態でもう一度戦える。ただし、再憑依できるのは1回のみ。2回目にHPが尽きたときには死亡し、リスタート地点からやり直しとなる。

また、主人公は硬化能力を持っている。硬化を使うと、まとっている亡骸ごと石のように硬くなり、敵の攻撃を防御可能。硬化には数秒間のクールタイムがあるものの、攻撃モーション中にも発動でき、敵の攻撃を硬化で弾いた後に反撃することもできる。基本的なバトルシステム面での大きな特徴は、亡骸への憑依、復活、硬化の3点だろう。


本作は、いわゆるソウルライクゲームである。フロム・ソフトウェアが開発し、全世界のゲーマーに受け入れられた『ダークソウル』シリーズが築き上げ、いまや一大ジャンルと化したソウルライク作品の1本であるそして本作からは、序盤を4時間ほど遊んだだけでも、『ダークソウル』シリーズへの強いリスペクトが伝わってくる。重量を感じさせる所作の数々、相手が何であれ判断を誤れば死に繋がる緊張感、死角に潜みプレイヤーの油断を狩る敵、多くを語らない明日のない世界。腐臭の漂う森の中には、亡者の奏でるリュートの旋律が響き、多くの死を鎮めている。

オリジナルの要素を取り入れつつソウルライクに仕上げられたアクションだけでなく、世界観やUIに至るまで『ダークソウル』の影響を感じさせることが、本作の特徴と言えそうだ。


また、序盤を遊んだ範囲では、本作はかなり難易度が高い。敵の攻撃がそれぞれ重いため、3発も喰らえば主人公は瀕死になってしまう。なるべくHPを高く保っておきたいところだが、回復手段が乏しい。回避の信頼性はそれなりに高く、防御手段である硬化がモーション中でも使用可能とはいえ、硬化のクールタイムも含めて慎重な立ち回りを求められる。死んだ際のリスタート地点もなかなか更新されないため、探索中は常に緊張感がつきまとう。また特定のアイテムを入手すると、敵の攻撃をパリィできるようになる。パリィによる強化攻撃は、HP回復手段のひとつでもある。

そのほか、見た目からある程度内容は判別できるものの初期状態では未鑑定であり、具体的な効果がわからないアイテム群。亡骸の名を知り、硬化のクールタイム減少などの能力を会得する成長システム。専用のフィールドにいる中ボスを倒すと手に入る数種類の武器なども用意されている。全体的にプレイヤーによる手探りの攻略が求められており、緊張感のある高難易度のアクションRPGを求めているプレイヤーに向けた作品なのだろう。


インディースタジオCold Symmetryの手がけた『モータルシェル』は、PlayStation 4/Xbox One/PC(Epic Gamesストア)向けに配信中だ。

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