『Apex Legends』新映像で『タイタンフォール』の悪役登場。ゲーム内でも謎の落書きが出現し、存在感強める


Respawn Entertainmentは8月12日、『Apex Legends』のショートアニメーション「アウトランズ・ストーリーズ– “力の証明”」を公開した。同映像内では、シーズン6にて参戦予定の新レジェンド、ランパートのバックストーリーが展開。彼女がApexゲームに参加するまでの経緯や関わった人物、そして能力の一部などをうかがえる内容となっている。

ランパートの通り名で知られるラムヤ・パリークは、アンダーグラウンドのガントレット界で一目置かれる武器改造人。仲間からは「P」の愛称で親しまれており、武器改造店を営むオーナーでもある。しかしある日、閉店時間となった店に怪しげな5人組が突如襲来。ランパートは命を狙われるものの、持ち前の射撃スキルで敵を一瞬にして蹴散らす。そしてランパートは敵リーダーに問いかける。「姉ちゃんはどこだ?」。それに応えるように敵が目を向けた先には、赤髪をなびかせ怪しげな仮面を被る姉の姿があった。


その次の瞬間、天井を突き破り戦闘ロボットが襲来。無数の銃弾が身をかすめる中、ランパートは、外部からは銃弾を通さない防護壁を展開し、応戦する。どうやらこの防護壁は、内側からの銃弾は貫通するようだ。防護壁とガトリングを駆使し、ロボットを何とか撃破するランパート。しかし順調な戦いも束の間、彼女は敵リーダーの不意打ちにより、倒れてしまう。なすすべなく店を燃やされる中、ランパートの目の前にはひとりの傭兵の姿が。「大した戦いぶりだったな」。そうつぶやく彼の正体。それはApexゲームの主催者、ブリスク本人であった。こうしてランパートは『Apex Legends』への招待を受け、参加を契約することとなる。


今回の映像における注目ポイントとしては、まずランパートの戦闘シーンだろう。軽やかな身のこなしと正確な射撃スキルで敵を翻弄しており、これらの特性はゲーム内のランパートのアビリティやパッシブ効果などにも反映されそうだ。そしてさらに触れておきたいのは、防護壁の展開シーンだろう。外側からの銃弾をガードし、内側からの弾は通す。そうした特殊な性質をもつ壁の展開は、ランパートの切り札といったところだろうか。こちらの能力についても、ゲーム内で発動できるのかどうか気になるところだ。

次に今回の映像内で注目すべきポイントは、最後に登場したブリスクだろう。実は彼、『Apex Legends』と世界観を共有する『タイタンフォール』シリーズのキャラクターでもある。同シリーズにおいては、資源抽出企業IMCに所属する傭兵として登場。非情な傭兵部隊であるエイペックスプレデターズを率いており、フロンティア住民の虐殺にも加担。『タイタンフォール』においては、主人公属するミリシアの敵対組織の一員として描かれている。つまりブリスクは、同シリーズの悪役というわけだ。そんな彼が今回『Apex Legends』の映像に姿を現したわけであるが、実は先日より同作のマップ内では、ランパートとブリスクのつながりを示唆するようなティザー要素が散りばめられている。

『タイタンフォール2』


そのティザー要素は、シーズン6「Boosted」ローンチトレイラーの公開から間もなくしてワールズエッジに現れた。場所はフラグメントイーストおよびウエスト。その中に建てられるビルの壁面、2か所にブリスクの顔と思わしき落書きが出現したのだ。くわえて、ランパートからブリスクに宛てたメッセージらしきものも書かれており、「WON’T LET YA DOWN -R(がっかりさせないよ Rより)」といった署名付きの文言も該当の場所にて見ることができる。

前述した落書きの出現は、『Apex Legends』のコミュニティを盛り上げるに至った。それもそのはず、ブリスクは同作で繰り広げられるApexゲームの主催者であり、同作のオープニングムービーにも登場。そこでは静かなナレーションとともに、バーにてプレイヤーをApexゲームへ案内する姿を見ることができる。つまり彼は、『Apex Legends』ともっとも結びつきが強い『タイタンフォール』シリーズのキャラクターだというわけだ。そうした背景もあり、一部ではレジェンドとしての参戦さえ噂されている。そんな中でのブリスクの落書きの出現。コミュニティ内の落書き発見・報告スレッドには、ブリスクとランパートの関係性に興味を示す声から、ブリスクの消息について議論しあうコメントまで寄せられており、そこからは彼への高い注目度がうかがえるだろう(Reddit)。

*ブリスクが登場する『Apex Legends』オープニングムービー

『Apex Legends』においてはこれまでにも、新シーズンの到来が近づくたびにマップ内にさまざまなティザー要素がひっそりと実装されてきた。もちろんシーズン5の進行中においても例外ではなく、前述した落書きのほかには、以前より「R」と書かれたロゴの出現(ランパート発表前から)や仕分け工場に謎のクレーンとロケットクラスターが追加されたことなどが発見・報告されている。

以上のティザー要素がどういった形でシーズン6につながるのか、現時点では予想のつかない部分も多いものの、こうした意味深な演出がコミュニティの盛り上げに一役買っていることは確か。特に今回のブリスクの落書きは、その代表例として挙げられるだろう。今回の映像にて久々に姿を見せたブリスクであるが、果たして彼は今後どのような形で『Apex Legends』の世界に絡んでくるのか。ゲームの内容のみならず、シーズンが進むごとに大きなうねりを見せるストーリー面にも注目していきたい。

『Apex Legends』シーズン6「Boosted」は、日本時間8月19日より開始予定。これまでには、ランパートの参戦やクラフト要素の実装などが明かされている。また本日8月12日より、期間限定モード「終わりなき追走」が開催中。同モードでは、ゲーム開始時からサークルが収縮。くわえて、全プレイヤーが進化シールドおよびモザンビークを装備した状態で戦うこととなる。さらに新たなポップアップ、らくがきMODも登場。こちらの開催期間は、8月19日までとなっている。