『ジラフとアンニカ』Switch/PS4版8月27日発売へ。記憶喪失の猫耳少女が不思議な島を冒険する、明るく優しくちょっと切ない物語

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弊社アクティブゲーミングメディアのインディーゲームブランドPLAYISMは4月16日、『ジラフとアンニカ』コンソール版を8月27日に発売すると発表した。コンソール版の対応プラットフォームは、Nintendo Switch/PlayStation 4。価格は税抜3980円。なお、本作のSteam版は、コンソール版に先駆け2月18日から発売中だ。

『ジラフとアンニカ』は、記憶喪失の女の子が不思議な島を冒険するハートフルリズムアドベンチャー。atelier miminaが手がけたUnreal Engine4製の作品である。主人公のアンニカは、細かいことは気にしない性格の猫耳少女。ある時、目を覚ますと記憶を失っていたのだが、あまりそのことを気にしていない。どうしてかアンニカのことを知っているジラフに「君にしか出来ない」と島に隠された星のかけら集めを頼まれ、彼とともにスピカ島を冒険することになる。おばけの徘徊する森のダンジョン、船を乗り継ぐ海のダンジョン、トロッコに乗って進む火山のダンジョンなど、5つのダンジョンを巡って不思議な島を探索。明るく優しく、ちょっぴり切ないハートフルな物語が紡がれていく。

本作では、オープンなフィールドを舞台に、さまざまな場所を探索していく。各ダンジョン最奥には、ハイテンションな魔女リリィが待ち構えており、Easy/Normal/Hardの好きな難易度を選んでリズムゲームで対決する。勝利すれば星のかけらが手に入り、長く泳げるようになったり、走れるようになったりなど、アンニカが新しい能力を手に入れて、探索範囲が広がっていく。スピカ島には、動物モチーフのかわいらしい住人たちが住んでいるほか、あちこちに収集要素が置かれており、3Dアクション・アドベンチャーらしい遊びも用意されている。また、本作のイベントシーンは漫画風の演出が採用されていて、コミカルで明るい雰囲気のストーリーが描かれる。

『ジラフとアンニカ』を開発したatelier miminaは、音楽バトルアクションゲーム『押忍!闘え!応援団』などでイラストレーションを担当してきた斉藤敦士氏が独立して立ち上げたインディースタジオだ。開発期間は約4年。本作においては、イラストからも感じられる明るく優しい世界観が徹底されていて、どこまで安心して遊べる作品になっている。また、本作は斉藤敦士氏以外にも、サウンドアーティストとして活動するTOMZUIN H氏や、「神社アセット」「京都アセット」などを手がけた3D背景アーティストの中村基典氏など、、いずれもプロとして活動するクリエイターたちが多数かかわっており、全体のクオリティの高さも特徴と言えるだろう。

ジラフとアンニカ』Nintendo Switch/PlayStation 4版は、8月27日発売予定。ダウンロード版のほか、設定資料集付きのノート「アンニカノート」、本作のサウンド16曲が収録された「オリジナルサウンドトラック」が初回限定特典として付属するパッケージ版も発売される。また、店舗限定特典などの詳細は5月中旬に公開されるそうだ。

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