和風オープンワールド『ゴースト・オブ・ツシマ』発売日が電撃発表。2020年6月26日発売へ、新映像公開など情報続々


ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は3月6日、『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』を2020年6月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4で、価格は税込7590円。パッケージ版とダウンロード版が用意されるほか、ダウンロード向けには税込8690円のデジタルデラックスエディションも販売予定。本日より該当店舗やPSストアにて予約が開始されるとのこと。

『ゴースト オブ ツシマ』は、蒙古襲来をテーマとしたオープンワールドゲームだ。舞台となるのは、モンゴル帝国に攻め込まれた1274年の対馬。主人公は、惨劇から生き残った武士である境井仁だ。仁は、対馬に上陸したモンゴル帝国の大軍勢を相手に戦う運命に直面。その結果、侍の道に反した邪道な戦い方に手を染めることを決意する。闇の淵から生還し、手段を選ばない冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、再び戦いに身を投じることになる。

今回公開された新映像では、『ゴースト オブ ツシマ』の美しい和の世界を描きつつ、新キャラ2名を紹介している。ひとりは、モンゴル軍を率いる冷酷な智将、コトゥン・ハーンだ。対馬の武士団を壊滅させるためなら手段を択ばない強敵。もうひとりは、仁の伯父の志村。対馬の広大な地域を統治する地頭でもある。父親代わりに仁を育ててきた志村であるが、侍の道から外れた戦術を使い始める仁の戦いに次第に懸念を抱いていくという。

映像では、志村らしき人物が「その道を歩み続ければ、ケダモノになるぞ。誉ある戦いを忘れるな」と語るが、仁は「誉は浜で死にました、ハーンの首を捕るために」と答えている。またハーンらしき人物が仁を拘束するシーンも。映像を通じて仁が憎しみに囚われている様子が確認できる。それぞれの人物の想いが交錯する、重厚の物語が描かれるだろう。

なお今回は、早期購入特典やデジタルデラックスエディションの内容についても明かされており、以下のようなラインナップとなっている。

【パッケージ版早期購入特典】
■『Ghost of Tsushima』デジタル ミニサウンドトラック
■Ghost of Tsushima「仁」ダイナミックテーマ
■Ghost of Tsushima「仁」アバター
【ダウンロード版および『デジタルデラックスエディション』予約特典】
■『Ghost of Tsushima』デジタル ミニサウンドトラック
■Ghost of Tsushima「仁」ダイナミックテーマ(予約購入の決済が完了した時点で使用可能)
■Ghost of Tsushima「仁」アバター

【『デジタルデラックスエディション』内容物】
■『Ghost of Tsushima』(ゲーム本編)
■技会得用「技量」一点(*1)
■八幡神の護符(*1)
■「対馬の英雄」スキンセット(黄金の面頬、鎧、鞘と柄、馬、鞍)(*1)(*2)
■デジタルミニアートブック
■ディレクターズコメンタリー
■Ghost of Tsushima「侍」ダイナミックテーマ
*1 ストーリーの進行によってゲーム内で解除されます。
*2 ゲーム内アイテムの外見を変更するもので、アイテム数やパラメータに影響を与えるものではありません。

『ゴースト オブ ツシマ』を手がけるのは、『inFAMOUS』などオープンワールドゲームづくりに定評のあるスタジオSucker Punch Productions。長きに渡り開発されてきたが、PlayStation 5発売前の夏に、対馬を舞台にした物語が封切られるようだ。SIEの協力のもと日本や対馬について研究され、作り上げられてきた大作オープンワールドは、いよいよ今夏発売される。

『ゴースト オブ ツシマ』は、PlayStation 4向けに6月26日発売予定だ。