1000兵士規模の指揮&剣戟対戦アクション『Conqueror’s Blade:Frontier』7月11日早期アクセス販売開始へ。中世の戦場で大陸統一を目指す

 

本日7月10日、中国のデベロッパーBooming Gamesは、マルチプレイ剣戟アクション『Conqueror’s Blade:Frontier』を明日7月11日、Steamにて早期アクセス販売開始することを発表した。価格は1520円。プレイヤーからのフィードバックやアイデアを通じて作品を磨くため、正式版完成まで数か月の期間を要するとのこと。

『Conqueror’s Blade:Frontier』はユーラシア大陸をもとにデザインされた広大な世界が舞台の剣戟アクションゲーム。20以上の地域が存在する大陸では、各地で戦争が勃発していた。プレイヤーは故郷を守るため、資源を集めて城を築き上げ、貿易を行う。そして軍を率いて全世界の統一を目指すのだ。

本作のマルチプレイでは、15人のオンラインプレイヤーで構成される2チームが大勢の兵士を率いつつ、互いに剣を交え戦う。1000を超えるユニットが入り乱れる戦場は中世の世界観をモチーフとしており、ユニットに命令を下すことで敵陣に向かって遠距離からの砲撃や、大量の矢を放つことも可能。またプレイヤーが操作する武将も、攻撃と防御のバランスがとれた「SWORD&SHIELD」、1度の斬撃で複数の敵をなぎ払える「Nodachi」、近距離戦に向く「Dual Blades」など、全10種類用意される。さらに馬に騎乗することも可能だ。ユニットに攻撃させるのか、それとも防御命令を下すのか、そして自分はどの武将を選択するのかなど、戦況に応じた適切な判断が求められそうだ。また味方プレイヤーとの連携も重要となるだろう。

『Conqueror’s Blade:Frontier』の広大な大陸には、ヨーロッパ調の城や砂漠の都市国家、古代中国の城壁を含む、それぞれ文化や歴史的背景が異なる地域が多数登場する。そして中世からルネサンス期までの傭兵をモチーフとした「Swiss Halberdier」や、モンゴル部族の「Tatar Light Cavalry」、戦国時代における日本のエリート兵「Kamakuru Samurai」など、史実に登場する兵士や部族、全48種類をユニットとして率いることが可能。またユニットによって、素早く動けるものや近接戦闘に長けるもの、防御力が高いものなど、所持する能力が異なり、どのようにユニットを組むのかといった戦術面も重要になる。

本作はただ剣を用いて敵と戦うだけでなく、穀物や鉱物などの天然資源を用いて貿易をおこない、軍隊を強化するといった具合に、戦場に向かうまでの過程にも焦点が当てられている。またプレイヤー主導の生態系システムを採用しており、「ハウス」と呼ばれるものに参加することで、信頼できるパートナーと戦略的同盟を結ぶことや、フレンドとギルドを組むといったコミュニティ要素も用意される。プレイスキルの高さ以外にも、準備面と戦術面が勝敗のカギを握ることとなりそうだ。なお早期アクセス版を購入すると、武器スキン、限定武器マシン、その他経験値やお金などのアイテムが特典として付属する。興味のある方はこの機会にプレイしてみてはいかがだろうか。