『ONE PIECE 海賊無双4』発表、2020年発売へ。よりダイナミックに描かれるキャラクターとフィールド


本日7月6日、バンダイナムコエンターテインメントは無双アクション『ONE PIECE 海賊無双4』を発表した。併せて『ONE PIECE 海賊無双4』のコンセプトCGムービーも公開された。発売日は2020年。対応機種はNintendo Switch/PS4となる。

『ONE PIECE 海賊無双4』はコーエーテクモゲームスが開発する「無双」フランチャイズと、人気アニメ「ONE PIECE」とのコラボレーションによる一騎当千アクション「海賊無双」シリーズ4作目となる。同シリーズには「麦わらの一味」をはじめとする「ONE PIECE」のキャラクターたちがNPC含め多数登場。膨大な数の敵や、強敵を相手にアニメでお馴染みの演出や声優で彩られた戦闘を楽しめる。従来の無双作品における爽快なプレイアビリティを採用しているため、複雑な操作を用いずとも自分の好みのキャラクターを快適に動かすことが可能。

また、スタイルゲージと呼ばれるメーターを貯めることで一定時間特殊な効果を得ることができる「スタイルアクション」や、パートナーに操作を切り替えての追加攻撃が可能となる「仲間ストライク」といった「海賊無双」シリーズオリジナルの仕様も用意されている。同シリーズは「無双」シリーズファンのみならず、「ONE PIECE」ファンからも支持を得てきた。先に挙げたシリーズオリジナルの要素は『ONE PIECE 海賊無双4』にも引き継がれるのだろうか。

シリーズ4作目となる『ONE PIECE 海賊無双4』では「リアルなONE PIECE体験」をコンセプトに掲げている。アクションはよりダイナミックな表現となり、土煙漂う空気感を味わうことができるようだ。公開されたコンセプトCGムービーには、炎が燃え盛る大地で「ギア4(ギアフォース)」状態となった主人公ルフィが四皇の1人である「ビッグ・マム」に立ち向かう様子が映しだされている。特にルフィがギア4を発動する場面や、火の粉が飛び散る様子などからはダイナミックに進化した表現を垣間見ることができる。リアルになった「ONE PIECE」ワールドでキャラクターの存在をより身近に感じることができるようになるのかもしれない。

「海賊無双」シリーズには、原作のストーリーを追体験するモードや2人協力プレイが可能なオンラインモード、高難易度エピソードに挑戦できるチャレンジモードなどが実装されてきた。ストーリーに関して、シリーズ1作目では「シャボンティ諸島編」から「マリンフォード編」まで、3作目では物語の始まりから「ドレスローザ編」までが描かれた。また2作目ではオリジナルストーリーが描かれた。『ONE PIECE 海賊無双4』ではどのような形で物語が展開されるのだろうか。収録されるエピソードの範囲なども気になる部分である。またチャレンジモードやオンラインモードはシリーズ1作目から3作目まで全てに登場しているため、引き続き本作にも実装されることを期待できそうだ。

より進化したグラフィック表現で展開される「無双シリーズ」×「ONE PIECE」のタッグ作品『ONE PIECE 海賊無双4』。実装されるモードやキャラクター、エピソードなど気になる点は多いが、ひとまず続報を待つこととしよう。

なお「ONE PIECE」ワールドを駆け巡るオープンワールドアクションADV『ONE PIECE WORLD SEEKER』のDLC追加エピソード第1弾「影の実験兵器」の配信日が7月11日に決定したことも本日発表された。気になる方はこちらも要チェックだ。