クローン技術で強くなるローグライトアクション『Beacon』2月27日より早期アクセス配信開始へ。諦めるか、もしくは人間をやめるか

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インディースタジオMonothetic LLCは、2月5日、現在開発中のSci-Fiローグライトアクション『Beacon』の早期アクセスをSteamにて2月27日より開始することを発表した。価格は$19.99(日本円で約2200円)。販売開始時は、10%オフで購入可能とのこと。本作の早期アクセスは、既にitch.ioにて「FirstAccess版」という数量限定公開の形式で昨年4月より開始されていたが、広く一般に向けた公開は今回が始めてである。対応プラットフォームはPC(Steam/Itch.io)のほか、Xbox Oneを予定している。

『Beacon』は、従来の「一度死ぬと所持品含めたさまざまな要素を失ってしまう」パーマデスに、カスタマイズ性を複合させた独自のシステムを特徴とするローグライトなアクションだ。プレイヤーは広大な世界を夢見るアウトローな宇宙飛行士「Freja Akiyama」として、未知の惑星「Kovus-18」から脱出すべく、緊急連絡用ビーコンを探すため冒険を開始する。

本作最大の目玉は「死ねば死ぬほどプレイヤーが強くなる」クローンシステムだ。舞台である「Kovus-18」には互いに派閥争いを繰り返すさまざまな種類の生物が生息しており、倒すことで彼らの身体的特徴が記されたDNAを入手することができる。このDNA、使用されるのはなんと死亡後。

本作ではプレイヤーのHPが0となり敵によって殺害されると、卓越したクローン技術が母艦に登録してあるデータを元に「次の自分」を自動的にプリントアウトしてくれる。そして自分がプリントアウトされる際にDNAを用いることで、対象となる生物の身体的特徴を「次の自分」に反映することができるのである。DNAを用いれば、エイリアンのような触手や昆虫の如き甲殻、文字通り鋼の身体を得ることすら可能だ。その数75種類以上。ただ代償は大きく、肉体を改造すればするほど、主人公であるFrejaからは人間性が失われていく。

力を得れば得るほど、ナニカが失われていく自分。果たして私は誰なのか?この旅路を終えた時、一体何が残っているのか。主人公が辿る運命がどのような道程となるかは、あなたの手にかかっている。

このほか、プレイヤーの行く手を阻む、磁気嵐や汚染された竜巻と行った突発的に発生する6種類の気象現象、6つのレベルが用意されている。125種類以上のアイテムや、75種類以上の多様な武器、そして8つ派閥とそこに所属する35種以上の生物達が敵として登場することが判明しており、早期アクセス版ではその一部を体験することができる。

Steamにおける早期アクセス開始日程の発表に伴い、本作は既に今後の開発に関するロードマップが公開されている。その内容によれば、DNA関連システムの開放や、新たな武器、アイテムの追加、そして更なる敵の実装を予定しているようだ。また、Itch.ioにおいて既に「FirstAccess版」を購入しているユーザーにはSteam早期アクセスキーがプレゼントされる。本作の最新情報は公式Twitterより確認することができる。興味を持った方は是非、本作の購入を検討してみてはいかがだろうか。

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