【UPDATE 2018/6/8 12:00】
ワーナー・ブラザース テレビジョン & ホームエンターテイメントは『ヒットマン2』を国内向けに発売することを発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Xbox One。発売時期は今冬となる。公式ホームページもオープンされている。
【原文 2018/6/8 9:33】
Warner Bros. Interactive Entertainmentは6月8日、ステルス・アクションゲーム『HITMAN 2』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)および海外PlayStation 4/Xbox Oneで、11月13日に発売する(Steamでは14日に国内発売)。これまでのシリーズ作と同じくIO Interactiveが開発を担当する。
『HITMAN 2』は、2016年発売の前作『HITMAN』の直接の続編で、主人公はもちろんエージェント47だ。彼は世界中を飛び回り暗殺任務をこなしながら、「Shadow Client」と呼ばれる神出鬼没のターゲットを追う。本作では47と、彼が長年パートナーを組んでいるダイアナ・バーンウッドにより密接したストーリーが描かれ、その中では47の過去に関する隠された真実に迫ることになるという。
ステージは、上のトレイラーにも登場する日差しの眩しいアメリカ・マイアミから、暗く危険な熱帯雨林まで6つのロケーションが用意される。多くの人でごった返すレース会場とその周辺施設を舞台とするマイアミは一番最初のステージになる予定で、とある企業の活動に関連してレースに参加するドライバーの一人の暗殺を目指す。本作では暗殺に使えるアイテムが多数追加され、また環境に紛れるステルスプレイのバリエーションや、暗殺のための攻略ルートも従来以上に豊富に用意されるとのこと。なお、前作はエピソード形式で定期的にマップを追加していく形で販売されたが、本作はすべてを収録するフルゲームとして発売する。ただ、発売後にもマップや武器など新たなコンテンツを追加していく計画はあるようだ。
ゲームモードにはキャンペーンモードに加え、前作にも登場した期間限定の暗殺イベント「Elusiveターゲット」や、ユーザー作成ミッションを楽しめる「コントラクトモード」のほか、新たなモードも収録されるとのこと。そのひとつは、シリーズ初となるオンライン協力プレイモード「スナイパーアサシン」だ。スナイパーライフルでの遠距離狙撃のみで複数のターゲットの暗殺を目指すモードで、2人のプレイヤーが連携しながらミッションの攻略をおこなう。モバイル向けに配信されている『Hitman Sniper』を進化させたモードといえるかもしれない。なお、このゲームモードはソロでもプレイ可能だ。
『HITMAN 2』は、Steamではすでに予約受付を開始しており、通常版は7884円、拡張パック第1弾が付属する「Silver Edition」は8250円、そして拡張パック第1・2弾と発売4日前からの先行プレイ権が付く「Gold Edition」が1万1664円となっている。また、すべてのバージョンについて、予約すると上述の「スナイパーアサシン」モードのスタンドアロン版を入手できる。本日から配信開始されており、予約すればすぐにプレイ可能だ。
なお、国内では前作の完全版である『ヒットマン ディフィニティブ・エディション』が、PS4向けに9月13日発売予定となっている。こちらもワーナー・ブラザースが販売元となっており、『HITMAN 2』の国内版についても、発売されることを期待したい。