2018年の「Steamレビュー評価ランキング」の顔ぶれがちょっと特殊。売上ランキングでは見ない高評価タイトルも

『RimWorld』の開発者であるTynan Sylvester氏は、2018年におけるSteamレビュー評価ランキングを引用し、同作がトップであったことを報告した。この2018年Steamのレビューランキングは、Steamに関するさまざまなジャンルのランキングを公開するサイトSteam 250に掲載されたものである。首位を飾った『RimWorld』は、3万6000以上のSteamレビューが寄せられ、そのうち98%が好評。8.66のスコアを叩き出した。

『RimWorld』は未開の惑星を舞台としたシミュレーションゲーム。長きにわたり続けられてきた早期アクセスは、昨年10月に区切りとして終了し、正式リリースされた。惑星を開拓していくという経営要素、入植者を生存させるというサバイバル要素、そしてそれらのふたつが、思わぬアクシデントによって翻弄されるという不確定要素が巧みに融合されている。Modによる拡張性も高いことから、Steamの人気タイトルのひとつとして定着している。

『RimWorld』は、2018年のベスト早期アクセス売り上げランキングにも名を連ねていることから、大きなサプライズではないだろう。面白いのは、『Mirror』が2位につけている点。同作は、2018年4月にParadise Project(旧:SakuraGame)がリリースしたパズルゲーム。成長要素のある3マッチパズルゲームで爽快な連鎖が楽しめるほか、各少女を攻略していくストーリー形式になっており、セクシー要素も兼ね備える(規制解除パッチも存在)。これらの要素を持ちつつ205円という安価で提供されていることにより、特にアジア圏のユーザーから高く評価されている。手軽な値段で購入でき、そこそこ遊べる美少女ゲームということで、支持を得ている形だ。

それぞれの美少女にはドラマが用意されている『Mirror』

3位には、VRゲームとして屈指の評価を得ている剣戟リズムアクション『Beat Saber』がランクイン。SNSなどでも“バズった”ゲームで、VRデバイスを持ってなくとも、なんとなくゲーム内容を知っている方も多いのではないだろうか。4位には、50万本を売り上げた山登りアクション『Celeste』。5位には、水の惑星を舞台としたサバイバルゲーム『Subnautica』があげられる。

6位は、『Celeste』と同じく2018年のインディーゲームを席巻した『Dead Cells』。7位は、IGF Awardsで多くノミネートされている『Return of the Obra Dinn』。8位は、90年代FPSへの愛が詰まった『Dusk』。9位には、12月に発売されその美しさが評価されたアクション『Gris』、そして10位にはNEKO WORKsが手がける美少女アドベンチャー『ネコぱら』シリーズの前日譚となる『NEKOPARA Extra』がランクイン。そのほか国産タイトルは根強い人気があり、たとえば東方Projectの二次創作品でありメトロイドヴァニアスタイルのアクション『Touhou Luna Nights』は11位。17位には『STEINS;GATE 0』がランクインしている。

いずれのタイトルも2018年のSteam売り上げランキング(関連記事)では、月別ランキングではランクインすれど、通年ランキングではあまり姿が見られなかったタイトルばかり。売れているゲームが並べられるランキングとはまた異なる、少し特殊なチャートになっているだろう。なお、ひととおりSteamレビュー評価ランキングを見てみると、対戦に特化する作品はほとんど確認できない。対戦ゲームは、やはりプレイヤースキルによりゲーム体験が変わることや、 アップデートにより評価が大きく変わることなどもあってか、大多数に支持されることが難しいというのが垣間見えそうだ。

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