見た目は西部劇、中身は高速空中戦FPS『Sky Noon』空気銃で落とし合う読み合いが熱い

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発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第317回目は『Sky Noon』を紹介する。

『Sky Noon』は西部劇をイメージさせるビジュアルと、そこからは想像もつかないようなアクロバティックな戦闘が楽しめるスポーツ系のFPSだ。舞台は空に浮かぶ炭鉱。プレイヤーはグラップリングフックとさまざまな武器や装備を駆使しながら、最大8人での対戦にのぞむ。武器からは弾丸ではなく空気が発射され、相手を空の彼方へと吹き飛ばし浮島から落とすことで相手を倒すことができる。相手を倒すには吹き飛ばして落とすしかなくライフの概念がないためどんな場面でも勝つ可能性がある逆転要素の強いゲームだ。

独特の魅力を詰め込んだ『Sky Noon』だが、その中でも特にグラップリングフックの使い方が本作のキモだ。グラップリングフックには、島から島へ飛び移るといった使い道だけでなく、吹き飛ばされた勢いを利用して円を描くように移動し相手の後ろに回り込む、といった本作ならではの使い方できる。また移動手段はグラップリングフックだけではない、ジェットブーツやブースター、はてはテレポーターまで、なんでもありのスピーディーな空中戦が楽しめる。

武器の種類は近距離で相手を吹き飛ばすショットガン、中距離向けのマシンピストルとリボルバー、そして広範囲をカバーするダイナマイトがある。武器のレパートリーとしては、最近のFPSと比べて種類が少ないと感じる人もいるだろう。ただこれはショットガンとマシンピストルといった近中距離の武器に絞ることで、『Sky Noon』特有の読み合いが発生するためである。ライフの概念がないため、ヘッドショットを決められて一撃で倒されてしまうといったことは起きない。一度吹き飛ばされても、体制を立て直しながら油断した相手にグラップリングフックとブースターを使って一気に近づき虚を突いたり、あえて下がりながら相手が近づいてくるのを待ち伏せたりと、プレイヤーの立ち回りと読み合いを重視したゲームデザインになっており、それを考慮すれば最適な武器の数だと言えるだろう。

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本作はインディーデベロッパーであるLunar Roosterの開発した最初の作品だ。10月21日から24日にかけてニュージーランドで行われたArmageddon expoでは、実際にβ版をプレイすることができるブースが設置された。開発ブログにはArmageddon expoが開始されるまでの苦労や、実際に『Sky Noon』を使ったUnreal Engine 4のチュートリアルまで掲載されており、ユーザーとの距離感も近い。処女作であるにも関わらず、わずか6日でSteam Greenlightに選ばれていることからもユーザーの信頼度、期待度の高さがうかがえる。

残念ながら肝心のリリース日や早期アクセスは明らかにされておらず、まだキャラクターのカスタマイズやマップの実装が残っているようだ。『Sky Noon』は西部劇と高速戦闘をあわせ持った、唯一無二の体験を提供してくれるはずだ。リリースを待ちつつ、興味があったら開発ブログをさかのぼってみてほしい。

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