不思議な世界へ迷い込んだ少年とネコっぽい生き物の物語。アドベンチャーゲーム『LUNA』が開発中、美麗なアニメーション光る

発売前や発表されたばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第244回目は『LUNA -The Shadow Dust-』をピックアップする。

本作は2015年に設立された新興のインディーデベロッパー「Lantern Studio」が開発を進めているアドベンチャーゲームだ。ゲームシステムはオーソドックスなクリック&ポイント形式だが、開発陣はキュートで不思議な世界観と温かみのあるビジュアル、描き込まれたアニメーションが楽しめる作品を目指している。まずはトレイラーをチェックして頂きたい。

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ゲームの舞台となるのは、現実世界のベールに包まれるよう存在しているというもう1つの別世界。主人公であるウサギ耳のフードを被った「少年」は、なんの因果かこの不思議な世界に記憶を失った状態で落っこちてしまう。この世界のバランスは失われつつあり、次に月がでてくるまで秩序が元通りに戻ることはないそうで、どうやらそれまで少年は元の世界には戻れないようだ。

プレイヤーは記憶を失った少年と、この世界で友人となった「ネコっぽい謎の生き物」を導いてゆく。目の前にそそり立つのは、世界の端に存在するといういにしえの塔。少年の記憶を取り戻し、この世界に隠された隠された暗い謎を解き明かさなければならない。

前述したように『LUNA』はポイント&クリック形式のオーソドックスなアドベンチャーゲームだ。プレイヤーはマウスポインタで怪しそうな場所をクリックし、謎を解いて次のシーンへと進んでゆく。少年とネコっぽい生き物を別々に操作できるという特徴があり、どのオブジェクトに対してどちらがアクションすればいいのか、というのを考えながらプレイする必要もでてくるようだ。

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開発陣「マジメな話、こんな時間も費用もかかる気が狂いそうなアニメーション技術をゲームの中で使う奴っている?みんな僕たちを狂ってるって言うだろうね。同意するよ」

なんといっても『LUNA』最大の魅力はやはりアニメーション。ビジュアルを担当するのは業界で15年以上の経験があるBeidi Guo氏で、キュートかつ繊細に描き込まれたビジュアルは見ているだけでも楽しい。この魅力を最大限に伝えるためか、本作ではセリフが極力排除されており、絵だけでわかる表現やシーン描写が目指されているようだ。開発陣は「人間でも火星人でも楽しくゲームをプレイできる」と豪語する。このほか、10年以上の業界経験があるベテランのWang Qian氏による素晴らしいサウンドトラックも、本作のビジュアルに花を添えている。

『LUNA』はPCおよびiOS向けにリリース予定。現在はKickstarterにて1万2000英ポンドの開発資金を募っており、集まった額によってはAndroid向けにも販売される。リリース時期は発表されていないが、Kickstarterでの支援者向けのリワード発送は2017年5月が予定されている。Web版およびPC/Mac向けのデモも配信されているので、気になるプレイヤーはチェックしてみよう。

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