ドット絵で大空を描く2Dアクション『Owlboy』、8年にわたる開発を経て11月1日についに発売

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『Owlboy』の開発を手がけるD-PAD StudioはPAX Westにて、同作を11月1日に発売すると発表した。

Owlboy』はフクロウの少年となり大空を駆ける2Dアクションゲーム。空を飛ぶ鳥が主人公ということで、横だけでなく縦軸も活用したデザインとなっている。2007年から開発が始まっており、「IGF2010 ベストビジュアルアート」や「PAX2013 注目タイトル」といった数々のアワードを受賞する期待作であったが、時が経てどもなかなかリリース日が公開されなかった。先日には、2016年秋に発売するという告知があり海外メディアを大いに賑わせていたが、PAX Westにてついにリリース日が発表された。対応プラットフォームは既報どおりPCで、SteamHumble Storeなどで販売されるようだ。

『Owlboy』はその美しいドット絵から多くの人々を魅了してきた作品だ。青い大空や白い雲、愛らしいキャラクターが鮮やかに彩られるグラフィックは圧巻。ステージによっては真昼の青空だけでなく、紅い夕焼けや星空が登場するなど、空のバリエーションも幅広い。遺跡や地中にあるダンジョンも空の世界に劣らず力の入ったデザインになっているのだという。キャラクターや背景のアニメーションも細かく描かれており、ずっと見ていたくなるような美しい風景が楽しめる。

2011年時点にリリースされたデモの時点で骨組みができあがっており、基本的なゲームプレイが楽しめる。主人公「オータス」は空を飛べるものの、攻撃できる手段を持っていない。しかし敵を倒さなければ先に進めないシーンが登場する。そんなときは、銃を持った友人を両足で持ち上げれば射撃が可能になるなど、オータスはゲーム中に登場する友人たちのサポートを受けながら先に進んでいく。また、トゲトゲのツタに当たらないように繊細な操作が求められる場面もあり、ビジュアルだけが売り物のゲームではない印象だ。

8年の開発期間を経て、ついに発売されることになった『Owlboy』。D-PAD StudioのTumblrでは数多くの愛らしい映像やスクリーンショットが掲載されているので、興味を持った方はそちらもチェックしてみてほしい。

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