Wright Flyer Studios/Keyは5月30日、「ヘブバン情報局Vol.71」を放送した。本番組では、『ヘブンバーンズレッド』のゲーム内で実施されるキャンペーンや新ストーリーイベント、Ver4.6.0アップデートの紹介などがおこなわれた。そして、放送にてゲーム内に実装される新スタイルも紹介。SNSでは、新スタイルが所持する「貫通クリティカル」なるスキル効果に注目が集まっている。
『ヘブンバーンズレッド』は、Wright Flyer StudiosとKeyが企画・制作、麻枝准氏がメインシナリオを手がけるRPGだ。iOS/Android向けに2022年2月10日より配信開始。PC(Steam)向けには同年8月10日に配信開始された。本作の舞台は、キャンサーと呼ばれる謎の生命体に襲撃され、人類が窮地に陥った地球。人類は絶体絶命の最中、キャンサーに対抗しうる新兵器セラフを開発し、その使い手となる少女たちは戦いに身を投じることになる。
本作のメインストーリーは、少女たちの物語を描いたアドベンチャーパートと、キャンサーと戦いを繰り広げるバトルパートで構成される。バトルパートは、通常攻撃やスキルを用いて戦うターン制のコマンドバトルだ。スキルは、敵にダメージを与えるもの、攻撃力をアップさせるバフ、そして回復といった効果をもっている。さまざまなスキルを使う少女たちで最大6人のパーティーを構成し、キャンサーたちに立ち向かうのだ。
また本作には、キャラクターごとにスタイルと呼ばれる要素があり、スタイルを変更することで使用できるスキルが変化する。スタイルは、いわゆるガチャやイベントの攻略などによって入手可能になっている。そして本日より、新スタイル「[月下のハイドアンドシーク]アイリーン・レドメイン」が、ピックアッププラチナガチャに登場した。
「[月下のハイドアンドシーク]アイリーン・レドメイン」はスキル「華麗なるファントム・シーフ」を所持するスタイルだ。華麗なるファントム・シーフは、敵のバフを3つ解除しつつ、シルクハットで攻撃するスキルである。このスキルの攻撃に「貫通クリティカル」という新効果が付与されている。
「ヘブバン情報局Vol.71」内で、本作のプロデューサーの柿沼洋平氏が貫通クリティカルについて解説。貫通クリティカルは、元素属性をもたないスキル、いわゆる無属性スキル専用の特殊効果であるそうだ。貫通クリティカル効果は、敵の無属性耐性および、武器の斬・突・打属性への耐性を無視して弱点を突けるうえ、必ずクリティカルが発生するという強力な効果となっている。つまり、敵を選ばずに、高いダメージを叩き出せるようになる効果といえる。
SNS上では、本作の新たな要素である貫通クリティカルについてプレイヤーたちがさまざまな声を寄せている。強そうな新効果に期待を寄せる声のほか、無属性への救済として喜ぶプレイヤーもみられる。また、過去に実装された無属性攻撃のキャラクターに貫通クリティカルが追加されるかどうかにも注目は寄せられているようだ。無属性攻撃の“推しキャラクター”がいる場合は、今後のアップデートも注視されるところだろう。
ちなみに、本作には属性攻撃力をアップさせるバフ、敵の属性耐性を下げるデバフが存在している。これらのバフとデバフは無属性攻撃には効果がないため、しっかりとお膳立てする場合には属性攻撃にも依然として強みはありそうだ。とはいえ、アイリーンの新スタイルの状況を選ばない汎用性の高さにも魅力があるだろう。
なお、昨晩より配信開始したVer4.6.0アップデートでは、新機能の衣装着せ替えの追加や、バトル時に味方へスキルを使用した際の演出がわかりやすくなるなどのUI改善も実施。「ヘブバン情報局Vol.71」では、実機にて新スタイルの紹介と改善後のUIが確認できるバトルも披露されたので、こちらも確認されたい。
『ヘブンバーンズレッド』はPC(Steam)およびiOS/Android向けに基本プレイ無料配信中。[月下のハイドアンドシーク]アイリーン・レドメインと[美しきシャールドゥーラ]ヴリティカ・バラクリシュナンが登場するピックアッププラチナガチャは、本日5月31日11時よりスタート予定だ。