『パルワールド』の一部プレイヤーが「人間とパルとの交配機能」を要望しているようだ。どこまで本気であるかわからないものの、少なくとも強烈な好奇心やパルへの劣情が背景にあるようだ。海外メディアRock Paper Shotgunが伝えている。
『パルワールド』は、オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。対応プラットフォームは、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)。舞台となるのは不思議な生き物パルたちが暮らすパルパゴス島。環境ごとに生息するパルが異なっており、亜種/ボス/伝説/ラッキーパルなど珍しいパルも含めて、100種類以上のパルが存在するとされる。プレイヤーはパルを捕まえてさまざまなかたちで利用しながら島で生活し、冒険を繰り広げていく。
なおパルパゴス島には住民や密猟者などの人間も存在。設定上“非人道的行為”とされるものの、プレイヤーは人間を捕獲して使役することもできる。人間の作業適性は手作業Lv.1のみながら、拠点内ではパルと同じく働かせることなどが可能だ。
ただし人間はパルと違って、配合牧場に配置することはできない。配合牧場とは、拠点に建築可能な設備のひとつ。パルであれば種類を問わずオスとメスを揃えて配置し、「ケーキ」を木箱に入れることでタマゴを生ませることが可能だ。一方人間についてはオスかメスかが決められていないこともあってか、配合牧場に配置することはできない仕様となっている。
この点に対して、SNS上で一部ユーザーは「人間とパルを交配させたい」との冗談か本気か分からない要望を伝えている。あるユーザーは人魚のgif画像を添付し、人間とパルを交配させて世にも珍しい生き物を作りたい、との考えを投稿。半人半パルの生き物を作り出したいというマッドサイエンティストじみた発想だ。
このほかSNS上では特定のパルに熱い視線を送りながら、交配機能の実装を要望するユーザーも一部見られる。人型のパルの逞しい、あるいはスタイルの良い肢体や、丸々としたふくよかさなどが一部の劣情を誘っている様子だ。こうしたユーザーたちは、パルと人間との交配という行為自体をゲーム内要素として登場させてほしいようだ。
ちなみに本作では捕獲した人間はパートナースキルをもたず、その理由として「人間はパルではないため」であることが強調されている。パルとの交配についても、設定上不可能な可能性はあるだろう。いずれにせよ本作では捕獲した人間を闇商人に売り飛ばしたり解体したりと非人道的な行為も可能ながら、交配については実装されていないかたちだ。
人間を捕獲可能という一風変わった要素もあってか、パルとの交配機能の実装を望むユーザーが一部現れている本作。本作は、早期アクセス配信中のタイトルであり今後も新要素が実装予定。常識破りな仕様も数多くあるため、可能性がゼロというわけでも、ないかもしれない。すべてはポケットペアのみぞ知る。
『パルワールド』はXbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/Microsoft Store)向けに早期アクセス配信中だ。また本作は、Xbox Game Pass(Xbox/PC/クラウド)に対応している。