オープンワールドサバイバル『パルワールド』発売から8時間で「売上100万本」突破。同時接続37万、Steam売上全世界1位、バズり方モンスター級

 

ポケットペアは1月20日、Steam早期アクセス配信を開始したばかりの『パルワールド』の売上が100万本を突破したと発表した。配信から8時間での到達となる。驚異的なスピードでヒット作の仲間入りを果たしている。

『パルワールド』は、オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。対応プラットフォームは、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)。舞台となるのは不思議な生き物パルたちが暮らすパルパゴス島。環境ごとに生息するパルが異なっており、パルたちはそれぞれ特技をもっている。プレイヤーはパルたちを捕まえながら島で生活し、冒険を繰り広げていく。


本作はシングルプレイのほか、フレンドを招待しての最大4人協力プレイ、およびサーバーを立てての最大32人マルチプレイに対応する。パルパゴス島には、亜種/ボス/伝説/ラッキーパルなど珍しいパルも含めて、100種類以上のパルが存在するとされる。一方で島には島民や行商人、密猟者なども活動しており、パルの売買もおこなわれている。

オープンワールドサバイバルクラフトゲームに、モンスター要素を加えた本作。発売前から話題を集めていた。早期アクセス配信時にはウィッシュリストは180万あったと伝えられていた。そうした前人気は実際の売上にも現れたようだ。発売から約8時間で100万本を突破したという。


興味深いのは、本作はXbox Game Pass/PC Game Passにも提供されている点。サブスクリプションサービスに提供されているにもかかわらず、人々はゲームを購入しているようである。Steamでは特に人気で、同時接続者が37万を突破。Steamの全世界売上は1位に鎮座しており、そのハチャメチャなほどの人気がうかがえる。

ゲーム内容についても、記事執筆時点で3000件弱のレビューが投じられ、好評率89%の非常に好評。サバイバルクラフトゲームの基本要素をしっかりおさえ、そこにモンスター要素をまじえている点が評価されている。ユーザーからの評価が高い点は、こうした売上を後押ししていくだろう。なお弊誌では本作を手がけるポケットペアの溝部拓郎氏にインタビューしており、『パルワールド』へのこだわりや苦労を語っている。ヒットの裏側にあった葛藤や決断などを知りたい方は、そちらを読んでみてほしい。

『パルワールド』は、Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに早期アクセス配信中である。