Steam新作体験版配信イベント「Steam Nextフェス」開幕。ロボコップなりきりFPSからヤドカリソウルライクまで、注目・おすすめ作品を紹介

 

Steamにて10月10日、「Steam Nextフェス」が開始された。今後発売される新作PCゲームの体験版が一斉に配信される恒例のイベントだ。実施期間は10月17日午前2時まで。本稿では配信中の体験版の中から、特にウィッシュリスト登録者数の多いタイトルを中心に、注目作をいくつか紹介する。

『RoboCop: Rogue City』


『RoboCop: Rogue City』

・映画「ロボコップ2」と「ロボコップ3」の間を繋ぐオリジナルストーリーが描かれるRPG FPS。デトロイト市を舞台に、プレイヤーはロボコップとなって犯罪を取り締まる。ロボコップは、入手した経験値により武器や各種ステータスの強化が可能。
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『Deep Rock Galactic: Survivor』
・ドワーフ採掘FPS『Deep Rock Galactic』のスピンオフとなる、シングルプレイの見下ろし型視点ローグライト・オートシューター。洞窟内を採掘しながらモンスターの群れと戦い、経験値を貯めて追加の武器や各種強化を獲得し、さらに地下深くへと潜っていく。
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『Pioneers of Pagonia』
・中世ファンタジーの世界観をもつ都市建設シミュレーションゲーム。多様な民族が暮らす広大な世界にて、プレイヤーは指導者としてコミュニティを構築・管理。インフラや経済などを発展させつつ、未開の土地へ調査団を送ったり、ほかの民族と同盟を結んで交易したりしながら都市をさらに成長させていく。
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『The Last Faith』
・ゴシック様式のドット絵世界を進むメトロイドヴァニアアクションゲーム。ソウルライクゲームでもあると公言されており、近接・遠距離武器や呪文を駆使しながら、さまざまな敵との歯ごたえあるバトルをこなしていく。無慈悲な処刑アクションも豊富に用意される。
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『The Thaumaturge』
・1905年のワルシャワを舞台にする見下ろし型視点RPG。プレイヤーは超常能力者となり、ロシア帝国による圧政のもとにある大都市を探索し、サルーターと呼ばれる霊的な存在の力を借りながら敵と戦う。そのなかでは、道徳観を試すような選択に迫られる。
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『Sky: Children of the Light』


『Sky: Children of the Light(Sky 星を紡ぐ子どもたち)』
・かつて栄華を誇った空の王国を舞台にする、マルチプレイ対応ソーシャルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは7つの地方が存在する広大なオープンワールド世界を冒険し、天より落ちてしまった星々である精霊たちを助けて、星座まで送り届けることを目指す。
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『Robocraft 2』
・オリジナルのメカを作成して戦うオンラインPvPゲーム。ブロックやジョイント、モーターなど豊富に用意されたパーツを組み合わせ、物理法則も考慮しながら独自のメカを作り、各ゲームモードに持ち込む。ほかのプレイヤーとメカを共有でき、入手したメカをさらにカスタマイズすることも可能。
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『Sandwalkers』
・気象災害により断絶された世界を冒険するターン制ローグライクゲーム。それぞれ異なるジョブと固有スキルをもつキャラクターから4人チームを編成し、食糧を管理しながら各地域を探索。厳しい気候のなかモンスターと戦いつつ、資源を集めたり他部族と外交関係を築いたりして、新たな避難所を増やしていく。
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『Another Crab’s Treasure』
・ヤドカリが主人公のソウルライクアクションゲーム。ゴミによる汚染によって崩壊の危機にある海底王国を進み、さまざまな海の生物とバトル。ヤドカリは貝殻のほかに、バケツや空き缶などのゴミを身に着けることもでき、それぞれに備わったスキルやアーマー性能を活かしながら冒険する。
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『Last Train Home』
・故郷チェコスロバキアへの帰還を目指してシベリアを横断するRTS。大戦終結後も内戦が続くロシアで装甲列車を走らせ、車内での兵士らの管理や、列車のアップグレード、訪問先での戦略バトルなどをこなしていく。第一次世界大戦当時の史実に基づいた作品。
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『Ghostrunner 2』

『Ghostrunner 2』
・パルクールアクションゲーム『Ghostrunner(ゴーストランナー)』の続編。前作から1年後の世界にて、残忍なAI集団・サイバー忍者に立ち向かう。新たなスキルや進行システム、ステージギミック、敵などが追加され、斬撃で敵を仕留めていくゲームプレイにおける選択の自由度が向上。バイクに乗って進むエリアも登場する。
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『Laika: Aged Through Blood』
・西部の荒野をバイクに乗って駆け巡るメトロイドヴァニアアクションゲーム。サイドビューで進むステージでは、待ち受ける敵とバイクに乗ったままバトル。地形を活かしてジャンプしたり、空中でスローモーションにしたりし、銃で敵を撃っていく。また、バイクでバックフリップを決めるとリロードできる。
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『Dungeons 4』
・ファンタジー世界を舞台にしたダンジョン運営RTS。プレイヤーは悪側の立場となり、拠点の地下世界にてダンジョンを建設・運営しつつ、地上世界へと侵攻。また、地上世界から攻めてくる英雄などに対抗するため、ダンジョンにトラップを配置していく。
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『The Talos Principle 2』
・人類絶滅後のロボット社会を舞台にする一人称視点パズルゲーム。人類が遺した文明の痕跡にて幅広い難易度のパズルに挑戦する。重力操作や精神転移などのパズルメカニクスが用意されており、また哲学的なテーマをもつ世界観も特徴。
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『Jusant』
・ロッククライミングをテーマにしたアクションパズルゲーム。塔のようにそびえ立つ巨大な岩山を、さまざまなツールを駆使しスタミナも管理しながら登っていく。ルートはひとつだけではなく、水でできているという奇妙な生物の相棒がプレイヤーの助けとなってくれる。
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『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』


『スナフキン:ムーミン谷のメロディ』
・「ムーミン」の登場人物のひとりスナフキンを主人公とする音楽アドベンチャーゲーム。悪趣味な公園がたくさん作られたムーミン谷を探索し、音楽や環境をつかったパズルに挑戦。「ムーミン」のさまざまなキャラクターたちとも出会いながら、ムーミン谷の平和と調和を取り戻すことを目指す。
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『Crime Scene Cleaner』
・犯罪現場にてマフィアのために証拠隠滅するシミュレーションゲーム。始末された人の遺体を回収し、さまざまな道具を使いながら床や壁などに飛び散った血を掃除。また犯罪の証拠となる物品の処分や、荒れた室内の整理などもこなして、“何もなかった”かのように仕立て上げる。
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『Forgive Me Father 2』
・ラヴクラフト作品から影響受けるダークホラーFPS。前作の主人公のひとりである聖職者が、ふたたび救済を求めて異形の生物と戦う。独特の手描きビジュアルが採用され、ショットガンやライフルなどの銃器およびスキルを駆使し、また狂気レベルを管理しながら敵の大群に立ち向かう。
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『Cooking Simulator 2: Better Together』
・最高級レストランのシェフになることを目指す料理シミュレーションゲーム。数百種類のレシピが用意され、食材の調達・下準備からおこない、各種調理器具を使いこなして、お客に美味しい料理を提供する。前作からは、新たにオンライン協力プレイが導入されている。
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『Garden Life: A Cozy Simulator』
・自分なりの庭園を作ることができるシミュレーションゲーム。さまざまな品種の花など実在の植物が用意され、どこに何を植えるのかはプレイヤーの自由。現実のガーデニングや成長シミュレーション技術が採用されており、必要とされる手入れなどをしながら多様な植物を育てていく。
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『Japanese Drift Master』


本イベントはまだ開幕したばかりではあるが、本稿執筆時点で特に多くのプレイヤーを集めている体験版としては、『RoboCop: Rogue City』や『Deep Rock Galactic: Survivor』『Sky: Children of the Light』などのほかに以下のようなタイトルがある。

『Japanese Drift Master』
・架空の日本を舞台にしたドリフトレースゲーム。ハイカマ湖と呼ばれる観光地がステージとなり、街の大通りや峠などでのレースを楽しめる。車両は実在のものをモチーフにしたモデルが用意され、チューニングや見た目のカスタマイズも可能。
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『Enshrouded』
・伝染病に侵された世界を舞台にするサバイバルアクションRPG。最大16人でのオンライン協力プレイにも対応し、プレイヤーはオープンワールドの山々や砂漠を探索しながら、資源を集め建物を作り、そして変異したモンスターと戦う。
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『FOUNDRY』
・一人称視点でプレイする工場自動化シミュレーションゲーム。自動生成された世界で資源を収集し、工場設備をクラフト。そしてそれらの作業を自動化させつつ、工場での製造ラインを構築・拡大させて巨大自動工場を作り上げる。オンライン協力プレイにも対応。
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『Anonymous Hacker Simulator』
・匿名ハッカーとなり、市民を大規模監視する組織の闇を暴くシミュレーションゲーム。シンプルながらリアルなコマンドやハッキングツールを使ったゲームプレイが特徴で、公人をハッキングしたり、高度なセキュリティシステムを出し抜いたりして隠された真実を探る。
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Steamの体験版配信イベント「Steam Nextフェス」は、10月17日午前2時まで開催中だ。特設サイトでは、ゲームジャンルごとに配信タイトルを調べることも可能。気に入ったタイトルがあればウィッシュリストに登録しておこう。また、期間中には開発者による実況配信などコミュニティとの交流も積極的におこなわれる。