マルチ対応・人外恋愛RPG『終焉のパラダイス』11月8日発売へ。終末が迫るなか恋愛と訓練に励む、忙しい5日間

 

パブリッシャーのAstrolabe Gamesは9月28日、『終焉のパラダイス(Doomsday Paradise)』を11月8日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語字幕にも対応する。

『終焉のパラダイス』は、世界の終わりが迫るなか訓練や恋愛に励む、マルチプレイ恋愛RPGである。本作の舞台は、人外や悪魔のキャラクターが存在する世界だ。ある時、海辺の楽園であるサンセットタウンに、終焉が迫っていた。しかしサンセットタウンの住人たちの多くは、終焉を阻止しないと決めていた。本作の主人公は、そんなサンセットタウンへやってきた新参者だ。本作で主人公は、終焉を阻止するべく行動しながら、訓練やデートも実施。悪魔の撃退とキャラクターとの恋愛に励む、終焉までの5日間が展開される。


サンセットタウンの終焉までの時間は、ターン制で表現される。本作でプレイヤーは、コロッセウム/病院/酒場/城/ショップ/ダンジョンの中から、各ターンごとの行き先を選択。行動先によって上昇するステータスなどが異なっており、発生したイベントの内容に応じてステータスが変化する。さらに本作では5日後の終焉の時など、悪魔との戦闘がターン制のカードバトルになっている。カードバトルには、鍛えたステータスや獲得したアイテムといった、これまでの行動が影響を及ぼす。本作では、ターン毎の行動によってキャラクターを鍛え、バトルに備えていくわけだ。

また本作では、サンセットタウンの住人との恋愛も待ち受けている。各ターンの行動では、選択肢によってキャラクターの好感度が増減。プレイヤーの選択肢や行動次第で、エンディングが変化するそうだ。キャラクターとしては、ハロウィン好きのモンスター少女ヘイリーや、運の悪い医者フランク、元ヒーローのクレオなど、6名以上の男女が登場。全部で120種類ほどのエンディングが用意されているという。


そのほか本作では1人プレイに加えて、最大4人の協力マルチプレイなども可能だ。マルチプレイ時には、各プレイヤーごとに独自のストーリーが展開される。各プレイヤーの選択はストーリー全体に影響を与え、プレイヤー数が多いほど混沌としたゲームが繰り広げられるそうだ。要素としては、ターン開始時にはちょっとした選択肢が提示され、アイテムの獲得や行動先でのイベント変化などが選べる。ゲーム開始時には、主人公の外見や恋愛対象のキャラクターが選択できるようだ。


本作を手がけているLemonade Flashbangは、Shadi Taha氏によるアメリカ・オレゴン州ポートランドの個人スタジオだ。制作にあたっては、同氏がストーリー/ゲームデザイン/プログラム/キャラクターデザインなどを担当。彼の奥さんであるSarah氏が敵キャラクターのデザインを手がけ、キャラクターのコンセプト作りを手伝ったという。またプレスリリースによると本作の日本語翻訳には、翻訳者の田中友梨氏がメイン翻訳者として関わったそうだ。

『終焉のパラダイス』は、PC(Steam)向けに11月8日リリース予定だ。また本作の体験版がSteamにて配信中。体験版は日本語字幕に対応しており、ゲームの一部がプレイ可能なようだ。