オープンワールドモンスター育成ゲーム『パルワールド』にはリリース時から100種類以上のパル登場へ。無慈悲に“地上爆撃”するパルなどいろいろお披露目

 

国内のゲーム開発会社ポケットペアは9月21日、マイクロソフトの配信番組「Xbox Digital Broadcast」内にて『Palworld(パルワールド)』の最新トレイラーを公開した。同作はPC(Steam)向けに、2024年1月に早期アクセス配信開始予定。Xbox向けにもリリース予定となっている。

『パルワールド』は、パルたちを集めて冒険や労働を課す、オープンワールドサバイバルクラフトゲームである。本作の舞台は、不思議な生物パルや密猟者たちなどが存在する広大な世界。草原や砂漠、雪山や火山など、各エリアにはさまざまなパルが生息している。本作でプレイヤーは、何らかのきっかけから遭難しパルパゴス島を訪問。パルの捕獲やフィールドの探索など、パルパゴス島での自由なサバイバル生活が繰り広げられるそうだ。

 


本作でプレイヤーは、パルを幅広く活躍させながら冒険していく。本作ではフィールド上に生息する野生のパルを捕獲できる。具体的には、パルに特殊なボールを投げると掴まえられるようだ。ただし単にボールをぶつければいいわけではなく、まずはパルを弱らせる必要があるとのこと。ライフルで銃弾を浴びせたり、鈍器で殴ったりなど、体力を減らしてからパルを捕まえていくのだろう。

また捕獲したパルは、冒険の仲間から労働力までさまざまに活用できる。具体的にプレイヤーはパルを育てたり、戦わせたり、乗って空を飛んだり、解体して食べたりといったことが可能。工場での労働や、建築の手伝いなども含め、パルと共に生活を営むのだろう。ただしQ&A動画によると、パルは反逆することもあるという。餌や休息を忘れればモチベーションに影響するなど、パルたちの扱いには気をつける必要がありそうだ。要素としては、本作ではオンラインマルチプレイに対応。パルの売買は禁止されているものの、闇取引によって金銭を得られるそうだ。


今回のトレイラーでは、リリース時に100種類以上のパルが登場することなどが紹介された。パルたちはそれぞれ特技をもっており、上空から砲撃が可能なパルも生息しているという。またフィールド内には巨大なパルや、各バイオームを拠点に活動する敵対組織などが存在。プレイヤーは時にフィールドボスや敵対組織のリーダーとの戦うそうだ。そのほか動画内ではキャラクターメイク画面も登場。キャラクターの体格/顔つき/髪型など、プレイヤーキャラクターの外見がカスタマイズ可能になっている。


本作を手がけているのは、国内のゲーム開発会社ポケットペアだ。同社の過去作としては、複数のゲームジャンルや要素を組み合わせた『オーバーダンジョン』『AIアートインポスター』などをリリース。2020年9月に早期アクセス配信が開始された『クラフトピア』においては、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー1万6136件中79%の好評を得てステータス「やや好評」となっている。

本作『パルワールド』は、そんな同社による新作となるわけだ。Q&A動画によると、本作では『RimWorld』のコロニーシミュレーター部分に着想を受けて制作。どうしたらもう少し面白くなるか考え、TPSやサバイバルクラフトの要素などが加えられていったそうだ。

パルワールド』は、PC(Steam)向けに2024年1月早期アクセス配信開始予定。Xbox向けにもリリース予定とされている。