ヨコオタロウ氏の「エミールマスク」が紛失。ロサンゼルスの街に消えたエミールと、奇怪な“代用マスク”

Image Credit: SQUARE ENIX MUSIC「Cardboard Speaker Challenge - ヨコオタロウ編 -」
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アメリカのロサンゼルスで開催中の「AnimeExpo2023」にて、ヨコオタロウ氏らがトークイベントに登壇した。この際、同氏はいつも被っているエミールマスクとは違う姿で登場。エミールマスクはロサンゼルスの街で紛失してしまったそうで、奇怪な代用マスクの見た目とあわせて話題となっている。


「AnimeExpo2023」とは、毎年7月にアメリカのロサンゼルスで開かれるアニメイベントだ。イベントとしては大規模なもので、有名なゲストを招待してのコンサートやトークイベントなどがおこなわれている。『ドラッグオンドラグーン』『ニーア』シリーズなどで知られるゲームクリエイターのヨコオタロウ氏は、2023年10月に放送予定のアニメ「カミエラビ」の製作チームとして同イベントに参加。同作では原案をヨコオ氏が務めるほか、監督の瀬下寛之氏、シリーズ構成・脚本のじん氏、キャラクターデザインの大久保篤氏、プロデューサーの大槻林太郎氏などが制作に関わっている。AnimeExpo2023では、以上の5名によって「カミエラビ」に関するトークイベントがおこなわれていた。

しかしこのイベントでは、ヨコオ氏は“奇怪なマスク”を身に付けて登場した。これは、同氏がいつもかぶっているエミールマスクを紛失してしまったからだという。ヨコオ氏のエミールマスクは、泥酔したフジテレビの森彬俊プロデューサーがロサンゼルスの街で失くしたと伝えられている。そして現地で代替品を探した結果、ヨコオ氏はこの奇怪なマスクをかぶることになったようだ。なおトークイベントのモニターには、森プロデューサーがヨコオ氏に謝罪をして、代わりのマスクを探す様子が映しだされ、会場が笑いに包まれていたようだ。


ちなみに、ヨコオ氏はインタビューや会見など公の場ではいつも素顔を隠している。同氏はこの理由を、2017年にアメリカのボストンで開かれた「PAX East 2017」にて語っている。これによるとヨコオ氏は、制作者の姿をメディアに出すことが個人的に好きではないとのこと。というのも制作者の素性を晒すことによって、ユーザーが作品に触れる際にバイアスが掛かってしまうことを嫌っているからのようだ。わざわざ代替品を探してAnimeExpo2023に登壇したのは、ヨコオ氏の素顔を隠すことへのこだわりによるものなのだろう。

なお今回ロサンゼルスの街に消えたエミールマスクは、当時『ニーア オートマタ』の一部敵のモデリングやデザインを担当していた松下祥風氏が手がけたもの(電撃オンライン)。ヨコオ氏は、『ニーア』シリーズに登場するキャラクター「エミール」の頭部を模したマスクの制作を松下氏に依頼。制作ではヨコオ氏による入念なチェックが入り、何度もダメ出しされたとのこと。一方松下氏はエミールが大好きとのことで、ノリノリで制作に取り組んでいたようだ。なおこのマスクは原型から作られたので、量産することができる様子。原型がすぐに使える状態であれば、代わりのマスクが新調される可能性もありそうだ。

なお、ヨコオ氏らが関わるアニメ「カミエラビ」についてのトークイベントの詳細な様子は、同作公式サイトに掲載されているイベントレポートから閲覧可能だ。また同イベントの最後では、ヨコオ氏がマスクを見つけたら教えてくださいと述べている。今もロサンゼルスのどこかには、エミールマスクが放置されているのかもしれない。

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