惑星植民サバイバルシム『Stranded: Alien Dawn』正式リリースでSteam版プレイヤー急増。日本語対応&新要素山盛りデビュー

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Frontier Foundryは4月25日、『Stranded: Alien Dawn』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、日本語表示に対応している。

『Stranded: Alien Dawn』はサバイバルシミュレーションゲームだ。舞台となるのは未知の惑星。プレイヤーはこの惑星に不時着した人間たちを生かすべく、生存者コロニーを運営し、さまざまな事態に対処していく。

プレイヤーは採取したい資源や建築したい建物などを指定。手の空いた人が、プレイヤーの指令に沿って行動してくれる。またキャラごとに精神状態などのコンディションも存在し、彼らの欲求を叶えながら集落を運営していくことになるだろう。『RimWorld』といったタイトルにも似た、いわゆるコロニーシム作品のシステムが採用されている。

未知の惑星での生活には危険が伴う。予測不可能な天候や未知の病気のほか、敵対的なエイリアンも存在する。そうした脅威に立ち向かうべく、研究を進めて新たな技術を獲得。みんなで生き延びながら技術を発展させ、惑星からの脱出を目指すのだ。


本作を手がけるのはブルガリアに拠点を置くHaemimont Games。これまで『トロピコ3』から『トロピコ5』にかけてのシリーズ作品のほか、『Surviving Mars』などの人気のシミュレーションゲームを手がけてきたスタジオだ。

本作は2022年10月より早期アクセスとして配信されており、このたび正式リリースを迎えた。バージョン1.0では新シナリオ「Military Outpost」が追加されたほか、新たな生存者Ember Griffinが実装。新たな敵のほか、Combat Mech(戦闘メカ)を含む新技術・建造物なども登場する盛りだくさんの内容となっている。さらに本アップデートにて、本作は日本語を含む10か国語への対応を果たした。今後は国内ユーザーも遊びやすくなるだろう。


正式リリース以降Steamの同時接続プレイヤー数は右肩上がりで増加しており、直近では連日約8000人を記録(SteamDB)。毎日ピーク時1000人前後で推移していた正式リリース以前の約8倍となっており、最大同時接続プレイヤー数記録も大幅に更新した。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューを見ると、すべてのレビューにて3423件中83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。直近30日間を集計した最近のレビューでも658件中81%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。早期アクセス配信中から寄せられていた好評が、正式リリースを迎えてさらに上乗せされたかたちといえるだろう。

ユーザーレビューでは本作を『RimWorld』になぞらえる声が散見される。3Dで表現されたグラフィックやコロニー内の人間関係が描写される点などの持ち味も評価を受けている。また“ひと捻り”のあるゲーム展開も好評だ。


本作は正式リリース後も新たな展開が予定されているとのこと。今年の夏には無料アップデートが配信される見込みだそうだ。詳細は後日発表されるとのことなので、続報を楽しみにしておこう。

『Stranded: Alien Dawn』はPC(Steam/Epic Gamesストア)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中。

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