『崩壊:スターレイル』にて“ゴミ箱”が脚光浴びる。魅力あるあまり、ゴミ漁りに没頭する開拓者たち続出

 

昨日4月26日より配信を開始した『崩壊:スターレイル』。同作のフィールドに登場する“ゴミ箱”が多くのプレイヤーの注目を集めているようだ。IGNなどが報じている。


『崩壊:スターレイル』は、『原神』や『崩壊3rd』なども展開中のブランドHoYoverseから配信されている、ターン制のコマンドバトルが特徴のスペースファンタジーRPGだ。本作の舞台は、星神(アイオーン)と呼ばれる神や、災厄の源「星核」などが存在する世界。「星核」の未知の力を身に宿した主人公は星核を調査するため、開拓者となり星穹列車の一員として銀河を旅することとなる。

本作においては、大規模なプロモーションが展開。そのおかげが事前登録者数が1000万人を突破したことを報告していたりと、配信開始前より大きな注目を集めていた。そして現在、その注目はゲーム内の街に存在する“ゴミ箱”へと集まっているようだ。


本作では、3Dのフィールドを自由に探索することができ、街の中に設置されているオブジェクトの多くにインタラクトが可能だ。本や手紙はもちろん、街の広告や椅子、ポストや植物などなど、多くのオブジェクトについて調べることができる。

そして今回注目を集めている“ゴミ箱”は、そんなオブジェクト群のなかでも異彩を放つ。街の中に無数に設置されているゴミ箱、これらすべてに異なる物語が用意されているからだ。

ゲーム内プロフィールに表示可能な“ゴミ箱のアイコン”


ゴミ箱で繰り広げられる物語はさまざまだ。単にゴミを漁るものから、ゴミを分別するもの、捨てられた手紙を読むもの、魅力的すぎるゴミ箱を撫で回すもの、“ゴミ箱のアイコン”を獲得できるものなどなど……。ゴミ箱一つで無数の実りある体験を得ることができる。

この、街中すべてのゴミ箱調べたくなるような仕組みにユーザーからの注目が集まっている。多くの開拓者がゴミ箱との会話に夢中になっており、さまざまなユーザーがゴミ箱を気に入っていると投稿。またゴミ箱と関連したファンアートも多数投稿されている。


面白いのが、ゴミ箱の反応が変わること。初めは各ゴミ箱に話しかけるとそれぞれの話が広げられる一方、一度話が終わるとその後同じゴミ箱を調べても「ゴミ箱を調査しても意味がなさそうだ。」と、急にそっけない態度をとられてしまう。急に塩化してしまう気難しさは、どこか生き物のようであり、なんとなく気になってしまう。これからゴミ箱を調べられる開拓者方には、ゴミ箱との一期一会の出会いを大切にしていただきたい。『崩壊:スターレイル』は細部にわたり作り込みがなされており、そうした職人技が光る一幕といえるだろう。


『崩壊:スターレイル』は、PC(公式クライアント/Epic Gamesストア)/iOS/Android向けに現在配信中。今後はPlayStationプラットフォーム向けのリリースも発表されている。