パブリッシャーのPlayWayは2月26日、『Farm Station』を発表した。対応予定プラットフォームはPC（Steam）。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表記に対応予定だ。
『Farm Station』は農業専門店を運営する、シミュレーションゲームだ。農場を経営するわけではなく、農場経営者向けの店を運営する。プレイヤーは顧客の要望に沿うように、農業関連用具の仕入れ/販売、機械の修理などをおこなうのだ。具体的なゲームの進行は判明していないが、業務をこなしつつ、店の発展を目指していくのだろう。
トレイラー映像では、ひとりの客からさまざまなサービスや品物を受注する様子が見られる。プレイヤーは客から農業機械の修理や備品の注文を、複数一度に受けられるようだ。映像内の注文書には、トラクターの修理・給油や小麦の種などが表記されている。受けた注文は画面左側「TASKS」欄に表示される。トレイラーでは、上から順番にこの注文をこなしている様子を確認することができる。
また、機械の修理はいくつかの本格的な作業を必要とするようだ。トレイラーでは、レンチや電動ノコギリを用いて修理している様子をうかがうことができる。溶接までおこなわれており、本格的なメカニック描写を楽しむことができるようだ。
もう一つ必要となる業務として、農業用品の販売がある。工場の横にショップが併設されている。映像をみるに、プレイヤーは接客やレジ打ちをこなす必要があるようだ。主人公が果物を手に取りレジを打つ様子が映されている。詳細は不明だが、レジ打ちでの細かい動作から、プレイヤーが自身で金額を会計時に調整できるのかもしれない。
そして、本作にはプレイヤーを手助けしてくれる犬と猫、二匹のペットが存在している。ペットには、プレイヤーが「攻撃（ATTACK）」や「取ってこい（BRING）」などの簡単なコマンドで指示を出す。するとレンチを持ってきてくれたり、ネズミ退治をしてくれたりするようだ。またSteamのストアページでは、ペットとの間の絆を深めるシステムがあると説明されている。ペットたちと仲良くすることで、さらにゲームに役立つ存在となるようだ。時折訪れると説明されている、強盗の退治まで手助けしてくれるようになるのだろう。
さらに本作にはハプニング要素がある。嵐が店を襲うことがあるようだ。これにより、屋根の修理などの対応が必要となる。また、前述の強盗がショップに現れる様子も、トレイラー映像で確認できる。そうなった場合、ショットガンを用いてプレイヤーの手で撃退する必要があるようだ。ほかにも様々なアクシデントが潜んでいるかもしれない。ペットたちの協力が重要となるだろう。
『Farm Station』はPC（Steam）向けに発売予定。ゲーム内は日本語表記にも対応予定だ。
