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ゲームの“どう見ても通れる障害物”選手権が盛り上がる。とにかく絶対通さない、へなちょこ鉄壁バリケード
「ゲームの中でもっともバカげた障害物は何だと思う?」そんな投稿が海外掲示板Redditで盛り上がりを見せている。

「ゲームの中でもっともバカげた障害物は何だと思う?」そんな投稿が海外掲示板Redditで盛り上がりを見せている。軽々とどかせそうな物体や、通り抜けられそうな隙間があるものなど、多くの“無理のある障害物”を披露し合う大喜利と化しているのだ。
今回盛り上がりを見せているのは、海外掲示板Redditのユーザーadamlbiscuit氏による「What are some of the stupidest progress barriers (a.k.a locked doors, blocked paths etc.) in games?(ゲームで先に進む邪魔になるもので、もっともバカげたものは何だろう? いわゆる鍵のかかったドアや、塞がれた道のような)」という書き込みである。同氏はちょっとした遊びとして、そうした“障害物”を募りつつ、有名な一例ともいえる『零 ~月蝕の仮面~』で通路を塞いでいる赤い車椅子の画像を投稿した。車椅子なので引き寄せるだけで簡単にどけられそうでもあり、わざわざ車椅子に触れずとも横を通るスペースが十分にありそうな様子だ。
今回そんな投稿に、多くの“無理のある障害物”が集まった。もっとも多くのUpvote(いいねに相当)を集めた返信は、ガラスの窓が付いた扉の画像である。多くのユーザーが、真っ先にこのボロボロの扉を思い浮かべたのだろう。窓のガラスはひどく割れているが、画面上には「鍵がかかっている・非常に難しい」といった文字や、「この鍵を開けるにはロックピックスキルが100必要だ」といったメッセージも表示されている。

こちらは『Fallout 3』に登場する扉で、同作のプレイヤーの間では設定ミスか、それとも開発者のジョークではないかと話題になってきたものだ。鍵を開けるのが極めて高難度に設定されているにも関わらず、割れた窓から手を伸ばせば内側から簡単に開けられそうだとしてインターネットミームにもなっている。
他にもこうした“障害物”に心当たりのあるユーザーは多かったようだ。たとえば『Call of Duty: World at War』のゾンビモードに出てくる「ソファで塞がれている階段」は、ポイントを支払ってどけなくともその気になればやすやすと通れそうである。また『ダークソウル2』で王城ドラングレイグに続く道は、瓦礫で塞がれてはいるが、強敵を相手にするよりはよじ登って乗り越えるほうが絶対に楽だろう。こうした容易に越えられそうな障害物の数々は、ユーザーの心の中に残り続けているようだ。


また、もはや道が塞がれていないような例もある。『ポケットモンスター』シリーズでは、「理由もなく列をなして踊っている人々」や、「道路で眠りこけているウールー」などが登場する。いずれも通ろうと思えば通れるであろう状況だ。同じ任天堂の作品では『MOTHER』シリーズを取り上げるユーザーも見られ、画面上に映ることすらない「アリの行列」や、道を塞いでいる「不思議な形の鉄の塊」なども挙げられた。ちなみに日本国内版では鉄の塊はタコの形をしているが、海外版では鉛筆の形となっている。形状が変わったいきさつ(ほぼ日MOTHERプロジェクト)を考察するのもおもしろいかもしれない。
ところで、“バカげた障害物”と聞いて『マックス ペイン』に登場するドアを思い浮かべたユーザーも多かったようである。こちらは厳密には障害物ではなく、ただ鍵がかかっているだけの存在だ。ただし、主人公のマックス・ペインがドアをガチャガチャと揺らすと、周囲の壁が崩れ落ちて先へ進めるようになる。その場に鍵がかかったドアだけがぽつんと残されるシュールな光景が、多くのユーザーの記憶に焼き付いているのだろう。まさに横を通ればいい障害物だ。

古今東西、さまざまな障害物がゲームには登場してきた。ただ道を塞ぐだけならばどんなオブジェクトでも役割を果たせるところに、敢えてボロボロの扉や、踊っている人々などが採用されてきた背景には、開発者の遊び心もありそうだ。行動を制限されたプレイヤーからしても何となくほっこりできる要素といえる。今回の投稿からは、そうして生み出されたバカげた障害物の数々がユーザーの思い出となっていることも伺える。皆さんは、どんなバカげた障害物に出会ったことがあるだろうか。
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