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街復興ダンジョン探索RPG『Emberville』発売当日にまさかの土壇場延期。デモ版は“ランキング入り”するほどの人気、しかし課題も見えたので
Cygnus Crossは10月27日、同日に早期アクセス開始予定となっていたアクションRPG『Emberville』の発売延期を発表した。

Cygnus Crossは10月27日、同日に早期アクセス開始予定となっていたアクションRPG『Emberville』の発売延期を発表した。新たな発売予定日は来年1月7日、約2ヶ月の延期となる。
『Emberville』は何らかの目的で作られた牢獄の世界「ヴィトロモータス」(ラテン語で「動くガラス」の意)を探索しながら、外の世界「エンバーヴィル」で街作りも行う作品だ。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)。2026年10月のSteam Nextフェスで体験版が公開され、「最もプレイされたトップ50の体験版」にも含まれている。ゲーム内は日本語表示にも対応し、価格は29.99ドル、日本円では3000円台相当となる見込みだ。

アクションRPG単体としては様々な要素が盛り込まれている。戦闘で経験値を溜めることでレベルアップして筋力、スタミナなどの能力値に割り振ることができ、それとは別に剣・弓・杖などの武器系統にも熟練度がある。使い込むことで新たな技を習得でき、操作の組み合わせにより各武器系統ごとの様々な技を繰り出すこともできるという仕組みだ。さらにゲーム途中で変更可能なクラスの要素まであり、こちらもクラスレベルを上げていくことで様々な使用型、パッシブ型のアビリティを使えるようになっていく。拾った装備にはレアリティに応じてクリティカル率増加などの修飾子がランダムに付与され、その中から自分のビルドにあったものを集めていくという、いわゆるトレハン要素もある。

街作り要素については、「ヴィトロモータス」で草木や鉱脈などの自然物、敵、宝箱から手に入れた素材を使って「エンバーヴィル」に様々な施設を建設し、家をカスタマイズし、また出会った人々を連れ帰ることにより街の機能を強化。その助けも得ることで「ヴィトロモータス」のより深部へと進めるようになっていく。街作り以外に装備や消費アイテムも生産可能だ。

今回、発売当日(現地時間では前日)に早期アクセス配信開始を急遽延期することが発表された。公開された体験版に対する改善要望の中に、修正に時間を要するものも含まれているからだという。具体的な改善点の一つとしては、弓による戦闘システムのリワークが挙げられている。現在もチームが24時間体制で作業を進めているものの、まだまだ時間はかかる様子で、検討の末にリリース日を遅らせるという決断に至ったとのこと。今すぐにでもリリースすることはできるとしつつ、自らの基準も、ユーザーの高い期待も満たすことができないと考えたそうだ。改善をおこなった上で、約2か月後の2027年1月7日へと延期する計画が示された。
開発元Cygnus Crossは2021年、アイルランドで設立されたインディーゲーム開発会社で、この『Emberville』が1作目となる。著名配信者のCohhCarnage氏がこの作品の開発にも関与しているようで、同氏は過去の配信で何度も取り上げゲームの知名度を高めることに貢献してきた。今回の発売延期も公式発表に数十分先立つ形で、彼の投稿した動画により明らかになったようだ。
なお体験版は現在も公開中で、ゲーム冒頭の部分をプレイできる。今回の延期がどのように影響するかは不明だが、体験版のセーブデータは製品版に引き継ぐことも可能とされている。体験版の最後まで到達すると実質操作不能になるが、キャラとワールドデータが分離されているので、新規ワールドを作成すれば遊び続けることは可能。開発者がゲームの改善に取り組んでいる間に、プレイヤーも自らの使用するキャラの強化に勤しんでみてもいいかもしれない。
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