ローグライク・荷物整理RPG『Backpack Hero』ついに5月に正式リリース、PS/Xbox/Switchでも発売へ。街要素実装にキャラリワークなどてんこ盛り


デベロッパーのJaspelは2月22日、『Backpack Hero』を2023年5月に正式リリースすると発表した。あわせて、同時期にコンソール向けにもリリースすると発表している。対応プラットフォームとしては、現在早期アクセス配信がされているPCのほか、PlayStation/Xbox/Nintendo Switch向けにリリースされるという。

https://www.youtube.com/watch?v=05hW0L2tMVQ

『Backpack Hero』は、ローグライク・荷物整理ゲームだ。プレイヤーは好きなキャラ(ヒーロー)を選び、ダンジョンを探索。敵を倒したり宝箱を開けたりしながら強化を進め、ダンジョンの奥深くに進んでいく。ランダム生成されるマップ、死ぬと最初からやり直しとなる仕組み、ターン制バトルなどのローグライク要素が含まれている。

そして本作の醍醐味は、荷物を整理するという点だ。本作では戦闘およびイベント後にアイテムを入手する。バトルではそのアイテムを何度も使いながら戦いを切り抜けるわけだが、持てるアイテムの数に限りあり。うまくインベントリに収まるようにアイテムを詰めていくわけだ。アイテムは特定の場所にだけ置けたり、置いた場所や他アイテムとの関係性によって威力が変わるなど個性豊か。うまくアイテム同士のシナジーを引き出す荷物整理をすることが、クリアの鍵となる。本作については、弊誌YouTubeチャンネルにて動画を掲載しているのでそちらでゲーム内容を確認してほしい。

『Backpack Hero』では早期アクセス配信開始以来、さまざまなヒーローが追加されてきた。そして正式リリースに際しては目玉要素として「街」が実装されるそうだ。本作ではこれまでは、ダンジョンをひたすらに潜り続けるかたちだったが、なんと街が追加される。具体的な仕組みは不明だが、公開されたトレイラーでは自キャラが街をうろつき、NPCたちと会話し、あるいは資材を使って建物を建てるシーンが確認できる。開発元によると、街はダンジョンの攻略と連動しているようで、本作のコアの部分に重要な深みを与えるという。また家のようなものを設計できるようだ。詳細を楽しみにしておこう。

5月の正式リリースにむけて、ほかにも刷新される要素あり。2月からそれぞれのヒーローたちが再設計されるとのこと。バランス面も含めたリワークがなされるようだ。2月にはToteとPochette、3月にはCR-8が調整予定。既存のヒーロー5キャラのうち3キャラがリワークされるという大胆さ。3月にはレリックについても見直されるそうだ。また街要素については4月にテストビルドにてさっそく実装されるとのこと。


『Backpack Hero』は2022年5月に早期アクセス配信開始され、すでに18万以上のプレイヤーが遊んだという。精力的なアップデートが続けられてきたが、ついに正式リリースとコンソールリリースをはたすようだ。正式リリースに際しては、大型アプデがなされる点も嬉しいところである。街要素の詳細含め、続報が待ち遠しい。なお本作については、𝗔𝗧𝗔𝗟𝗢𝗦𝗦‌氏が日本語翻訳を担当することになったそうで、日本語についても大幅修正がかかっているようだ。

https://twitter.com/at_____/status/1626526875005714432

『Backpack Hero』はPC向けに早期アクセス配信中。5月には正式リリースが予定されており、PS/Xbox/Nintendo Switchで発売予定だ。