XboxのボスPhil Spencer氏、『Vampire Survivors』にハマる。今月プレイ開始し、すでに約200時間を溶かす

 

マイクロソフトのゲーム部門CEOでXbox事業を率いるPhil Spencer氏。同氏は大企業の重役という顔に加え、熱心なゲーマーとしても知られる。そんなSpencer氏は、最近『Vampire Survivors』にハマっているようで、すでに約200時間もプレイしているという。海外メディア80 LEVELが報じている。

『Vampire Survivors』は、デベロッパーのponcleが手がけた、ローグライク要素のある見下ろし型視点アクションゲーム。多数の敵が四方八方から迫り来るなか、装備やアップグレードを入手しながら、できるだけ長く生き延びることを目指す作品だ。シンプルながら中毒性のあるゲームプレイなどが支持され、Steamでは早期アクセス配信時点から絶大な人気を獲得。今年10月に正式リリースされ、11月10日にはXbox One/Xbox Series X|S版も配信開始された。

Phil Spencer氏はXbox版の配信開始後に、本作をプレイしていることを何度かSNSに投稿していた。同氏は、プレイ中のゲームについて投稿することは珍しくないが、本作においては30分以上生き延びているスクリーンショットを投稿したり、有効な装備の組み合わせについてフォロワーと語り合ったりなど、お気に入りの作品であることがうかがえる。では実際同氏は、本作をどのくらいプレイしているのだろうか。

Xbox実績情報サイトTrue Achievementsでは、ゲーマータグを登録することで詳細なプレイ履歴などを確認可能。Spencer氏のゲーマータグも登録されており、それによると同氏は11月11日から『Vampire Survivors』をプレイ開始し、これまでに192時間プレイしているとのこと。また、全142種類ある実績のうち、96種類を解除済みであることも分かる。

11月11日からプレイし始めて192時間を費やしているということは、単純計算で1日に約10時間プレイしていることになる。Spencer氏というと以前インタビューにて、普段は週に15時間くらいゲームをプレイしていると語っていたことがある(関連記事)。だいたい1日あたり2時間程度になる計算であり、『Vampire Survivors』においてはいつものペースでプレイしているわけではないようだ。

本作のプレイヤーのなかには、200時間くらいはすぐに溶かしてしまったという人も多いかもしれない。ただ、Spencer氏がマイクロソフトのゲーム部門CEOとして日々多忙な生活を送っていることを想像すると、かなりの入れ込みようであることがうかがえる。

ちなみに、Spencer氏のプレイ履歴を確認すると数十時間プレイしている作品は数多く、100時間越えでいうと『エルデンリング』や『Forza Horizon 5』『State of Decay 2』など。また、以前同氏が熱中しているとして話題になった『Destiny 2』に至っては、約1200時間が記録されている(関連記事)。同氏は幅広い作品に手を出しながらも、気に入ったゲームはとことんやり込む性格のようだ。

『Vampire Survivors』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox One/Xbox Series X|S向けに配信中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。