ゾンビ島拠点建築Co-opシューター『Projekt Z』正式発表。ナチスの秘密ゾンビ計画に立ち向かう


パブリッシャーのModus Gamesは10月12日、『Projekt Z』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。

『Projekt Z』はゾンビと戦うCo-op FPSゲーム。舞台となるのは、第二次世界大戦下のドイツにおけるとある島。この島ではナチスドイツによって、秘密裏に「Projekt Z」なる計画が進められていた。ナチスは戦局を変えるべく、本計画によってゾンビを兵器として利用するつもりだという。島に乗り込み、悪夢の計画を止めるのだ。

島内には隠れ家(Hideout)となるエリアが存在するようだ。ここでは武器、弾薬、そのほかの消耗品を作ることができるという。また、隠れ家内に構造物を建設することもできるそうだ。プレイヤーは隠れ家にてミッションを開始。ミッションは攻略する順序に応じて互いに影響するとのこと。たとえば島の下水道でのミッションをクリアした場合、ほかのミッションには下水道内に閉じ込められていた異なるタイプのゾンビが出現するという。


ミッション中は、アイテムや建材を見つけられるほか、隠れ家の人員を募集することも可能。ミッションは、より多くの材料/戦利品を収集するために繰り返しプレイすることもできるようだ。なお一連のミッションはストーリー性を備えており、結末も用意されているようだ。

以上のようなメインモードのほか、ウェーブ制のサバイバルモードも収録。敵のウェーブ間で武器やキャラクターをアップグレードしながら、生き残りを目指すモードとなるようだ。


本作を手がけるのはドイツに拠点を置く314 Arts。過去にはマルチプレイFPS『Vengeance』をリリース。Steamストアレビューでは301件中80%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。シンプルながら丁寧な作りが評価を受けているようだ。

本作『Projekt Z』については当初Kickstarterにて資金を募っていたものの、目標額の35%で中止。314 ArtsのJustin Miersch氏は出資者に感謝の想いを述べつつ、キャンペーンは中止となったものの本作の開発は安泰であると説明していた。そしてこのたび、Modus Gamesのパブリッシングで『Projekt Z』正式発表された形となる。

Steamにて一定の評価を得たFPSタイトル開発実績のある314 Gamesが世に放つ、ゾンビCo-op FPS『Projekt Z』。開発元はDevlog(開発報告)としてゲームプレイを紹介する動画を投稿しており、本作のコンセプトを確認できるだろう。なお本作はUnityで開発されているという。動画ではリッチなグラフィックで描かれたゲームプレイが確認可能で、タイトル完成に向けて期待がかかる。

『Projekt Z』はPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S向けに開発中だ。