『魔界戦記ディスガイア7』発表、1月26日発売へ。和風の魔界を舞台に、シリーズ初のAI対戦機能を実装

 

日本一ソフトウェアは8月23日、『魔界戦記ディスガイア7』を2023年1月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPS4/PS5/Nintendo Switch。価格は税込7678円となっている。


『魔界戦記ディスガイア7』は、悪魔や天使、勇者や魔王などが蔓延る「魔界」を舞台とするシミュレーションRPGシリーズ最新作だ。本作では、シリーズ伝統のやりこみ要素や常識外れのバトルシステムが数々の新要素によってパワーアップ。新たな舞台となる“和風の魔界”には、原田たけひと氏デザインの魅力的なキャラクターが多数登場するという。

本作の舞台は、個性豊かな多数の魔界から構成される「日ノ本魔界群」。かつて日ノ本に生きる多くの悪魔たちは、悪魔らしからぬ武士道の信念に従っていた。しかしある日、日ノ本に魔提督オープナー率いる界軍が来航。オープナーが制定した「日ノ本デストロイ法度」によって、気高き武士たちは淘汰されていった。そんな誇りを失った世界で出会ったのは、はぐれ武士のフジと日本オタクの少女ピリリカ。ふたりは荒れ果てた日ノ本を侵略者の手から取り戻すため、“打倒・大穢戸幕腐”を掲げて魔界中を大暴れする。


本作では、新システムとして「弩デカ魔ックス」が実装される。“弩デカ魔ックス”状態になると、キャラクターが盤面を飛び出すほどに超巨大化。強大なパワーをもった一撃で、ちっぽけな複数の敵を撃破できる。なお味方だけでなく、宝箱や敵も“弩デカ魔ックス”するという。画面上で超巨大化したキャラクター同士がぶつかり合う、シリーズ最大級のダイナミックなバトルが楽しめることだろう。

また新システムとして、アイテムを転生して強くする「アイテム転生」を実装。さまざまなアイテムを転生させることで、食べると回復する剣や移動力が上がる杖など、通常アイテムには無い効果を発揮するアイテムが作成できるようだ。無数の組み合わせを試して自分だけの最凶アイテムを作成しよう。


なお過去作同様に、キャラクターを転生して強くする「キャラクター転生」も実装される。転生するとキャラクターのレベルは1に戻ってしまうものの、一部ステータスや転生前に習得した技などを引き継ぎ、好きなだけキャラクターを強化することが可能だ。加えて、同じ種類の武器を使い続けることで解放される武器ごとの強力な専用技「武器技」も実装される。拳で戦う魔法剣士や狙撃が得意な格闘家など、自由自在なキャラクター育成が堪能できそうだ。


さらに本作では、キャラクターの行動を設定するAI機能である「魔心エディット」が実装される。プレイヤーは魔心エディットにて、使用する必殺技から攻撃対象とする敵の優先度に至るまで、キャラクターの行動を細かく設定。設定したAIをもとに「ランクバトル」や「自動戦闘」をおこなう。

ランクバトルは、全国のユーザーとオンラインで戦闘をおこなうシリーズ初のAI対戦機能だ。プレイヤーは育成したチームを登録してAIを設定。毎月変わる対戦ステージの特性や相手の行動パターンに合わせた最適な戦略を組み立て、強さを競いあう。なお、ゲーム内にはあらかじめ設定済みの初期AIセットも用意されているとのことだ。

自動戦闘は、設定したAIをもとにクリア済みのステージを自動で戦闘するシステム。時間がなくても育成ができる便利な機能だ。ただし自動戦闘をおこなう際は、クエスト達成などで手に入る専用アイテムの「魔ソリン」を消費する。ステージに合わせてAIを調整し、アイテム消費を抑えてお得にレベルを上げたいところだ。


ちなみに本作には、堕落を極めたヘタレ将軍のウェイヤスや、火薬でブッ飛ぶ界盗義賊のシーフォーといった個性溢れる“クセモノ”たちが多数登場する。また汎用キャラクターとして登場するのはシリーズ最多の45体。カッコイイ戦士や可愛い魔法使い、はたまた腐ったゾンビに至るまで、さまざまな見た目や性能のキャラクターを選りすぐり、自分だけの最凶軍団を築きあげよう。

『魔界戦記ディスガイア7』は、PS4/PS5/Nintendo Switch向けに2023年1月26日発売予定だ。