サイコロジカルホラー『THE ILLUSION: NIGHTMARE』5月26日Steamで発売へ。グロテスクな屋敷に囚われる悪夢

 

デベロッパーのRaven Gamesは5月16日、サイコロジカルホラー『THE ILLUSION: NIGHTMARE』を5月26日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。 
 

 
『THE ILLUSION: NIGHTMARE』は、一人称視点のサイコロジカルホラーゲームだ。主人公は、Martinなる名前の男。彼は、ある秘密のカルト宗教についての調査を進めていた。しかし、彼はZoryaなる人物に囚われてしまう。ゲームは、Martinが謎の屋敷で目を覚ますところから開始する。Martinは、謎のカルト宗教に受け入れられるため、心理的・精神的な試練を乗り越えなくてはならないという。屋敷には幽霊や悪しき力、そして複雑なパズルが存在し、Martinは誤った判断を下すたびにZoryaから罰を与えられるそうだ。 

Martinの前には、24のメインルームが待ち受けている。これらの部屋には鍵が用意されており、パズルを解くことで次の部屋に進むことができるそうだ。部屋を巡るなかでは、スイッチポータルやループする部屋、巨大な迷路などが存在するという。本作においては、どこにいるときも幽霊からの攻撃を受けることになる。また、幻覚や奇妙な出来事などがMartinを悩ませるとのこと。 
 

 
ストアページで公開されているトレイラーやスクリーンショットでは、あちこちに首吊り死体が下がっていたり、目玉が散乱する食卓があったりと、豪奢ながらも陰惨な屋敷の様子が確認できる。ちぎれた脚や指などが見られ、グロテスクな表現に力を入れていることが分かる。 

また屋敷のなかには、記号が書かれたピアノや電話といった調度品も見られる。こうしたオブジェクトの数々が、パズルの謎解き要素となるのだろう。部屋の探索を進め、トイレから鍵を手に入れる場面もあった。隅々まで部屋を調べる観察力が求められそうだ。一方、探索を進めるうえでは家具が空中を飛んできたり、先ほどまで通行可能だった廊下が突然壁によって塞がれてしまったりといった超常現象も見られた。ときには、こうした怪異がプレイヤーに危害を与えることもあるのかもしれない。 
 

 
『THE ILLUSION: NIGHTMARE』を手がけるのは、ロシアのデベロッパーであるRaven Studios。過去作としては2021年に、パズルアドベンチャー『THE ILLUSION』を発売している。『THE ILLUSION: NIGHTMARE』は同作のノウハウを活かしつつ、ゴア表現やホラー要素を強化してリリースされるようだ。 

『THE ILLUSION: NIGHTMARE』は5月26日、SteamにてPC向けに発売予定だ。