『マインクラフト』最新スナップショットでウォーデンに恐怖の強化。遠距離ビームで壁も貫通しプレイヤーを粉砕 


Mojang Studiosは4月13日、『マインクラフト』最新スナップショット22W15Aを配信した。 まず今回のアップデートで、Wardenに強化が加わった。Wardenは、古代都市などで登場するMob。スカルクセンサーやスカルクシュリーカーを何度も反応させてしまうと、付近の地面がら出現する巨体の敵だ。目が見えない代わりに、振動や匂いでこちらの位置を感知。強力な突進攻撃などで、プレイヤーを圧倒する強敵である。とはいえこれまでは、ブロックを積み重ねて高所に逃げてしまえば、Wardenの攻撃は届かず、回避することが可能であった。 

そこで今回のスナップショットからは、Wardenに新たな遠距離攻撃が加えられている。プレイヤーが高いところへ逃げたり、壁の裏に隠れたり、近距離攻撃の範囲外にいたりすると、Wardenの遠距離攻撃が発動。胸部が開き、チャージされた衝撃波を放ってくる。壁を貫通するため、物陰に隠れても回避できない強力な技だ。Wardenへの対策は、これまで以上に難しくなることだろう。このほか、Wardenが匂いをかぐことのできる範囲も拡張。ターゲットの匂いを嗅ぎつけたWardenが激昂状態になる距離も、垂直に高さ6ブロックから20ブロック分に拡張されている。 
 

 
また今回のスナップショットでは新たな進捗が追加。3種類のカエルにリードをつなぐことで達成できる「When the Squad Hops into Town」と、スカルクセンサーやWardenの近くでスニーキングをおこなうことで達成できる「Sneak 100」が実装されている。なおこのほか、進捗「どうやってここまで?(How Did We Get Here?)」についてもやや変更。これまで39種類の効果を同時に受けることで獲得可能だったところ、さらに「暗闇」の効果も受けることが必要となった。 

先日実装された新MobであるAllayについては、1秒ごとに2ずつヘルスが回復するようになった。またゲーム起動時のメインメニューの背景が、Wild Updateをテーマとしたマングローブの沼地の背景に変化している。マングローブの沼地では、泥ブロックが地表から石の層に至るまで生成されるように。マングローブの木については、背の高い木がより多く生成されるようになり、木の根には苔のカーペットが生成されるようになっている。また、行商人がときどきマングローブの芽を取引してくれるようになった。 

また、カーペットや羊毛ブロックとVibration(振動)にまつわる仕様も追加された。Vibrationは、プレイヤーの発する物音などがゲーム内に影響するシステム。上述のスカルクセンサーやWardenなど、音に反応するギミックに接している際は、音が可視化されるような仕組みだ。今回のスナップショットにて、カーペットや羊毛ブロックなどは、Vibrationを吸収するようになった。それらのアイテムは配置や破壊の際にVibrationを発さなくなるほか、設置したカーペットの上をプレイヤーが走ったりジャンプしてもVibrationが吸収されるとのこと。つまり、カーペット敷きの床などに「素早く静かに動ける」とのメリットがくわわったようだ。 

今回のアップデートでは、このほか多数のバグ修正もおこなわれている。詳細な内容は公式パッチノートを確認してほしい(英語)。