サメオープンワールド『Maneater』最新アプデ配信、PS5/Xbox Series X版がレイトレーシングに対応。全体的なパフォーマンスも向上

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パブリッシャー/デベロッパーのTripwire Interactiveは11月17日、現在販売中のオープンワールド・アクションRPG『Maneater』向けの最新アップデートを配信した。PlayStation 5/Xbox Series Xへの最適化が目玉となる。また、本作の累計プレイヤー数が500万人を突破したことも明らかにされている。
 

 
『Maneater』は、オオメジロザメとして水中世界を生き抜く、シングルプレイのアクションRPGだ。広大なオープンワールドのマップには複数の環境のエリアが存在し、川や海にはさまざまな魚や凶暴なワニ、ほかのサメなどが棲息。また、沿岸や船上には人間もいる。プレイヤーは、サメとして水中生物や人間を捕食し、獲得した栄養にて身体の各部位を進化させながら、子ザメからメガシャークへと成長していくのだ。この過程では、宿敵となるサメハンターとの物語が展開していく。今年8月には、新たなマップと物語を追加するDLCが配信されている。

今回のアップデートの内容としては、まずPS5/Xbox Series Xに最適化し、レイトレーシングをサポートしたことが挙げられる。レイトレーシングとは、簡単にいうと光の反射や屈折を正確に表現する手法のこと。本作の場合では、たとえば沿岸の建物などが水面に反射して映るようになり、水中に差し込む光の表現もよりリアルになる。公開された以下のスクリーンショットでは、さらに美しくなったビジュアルが確認できる。なお、Xbox Series Sには言及されておらず対象外のようだ。

PS5/Xbox Series Xにおいてはほかに、HDRを適用した際に、一時停止時に背景がボケなかったり、イントロムービーが本来よりも暗く描写されていたりといった問題が修正されている。
 

 

(画像左がレイトレーシング適用後)

 
アップデートではほかに、全体的なパフォーマンスの改善も実施。特にPS4/Xbox One版の改善を目指したとのこと。ほかにも、特定の状況におけるパフォーマンス低下現象の改善もおこなわれている。また、メニュー画面のタブ切り替え速度アップや、テキストエリアの調整などUI/UXの改善・修正も実施。このほかにも細かなバグ修正がおこなわれた。PS4版からPS5版へとセーブファイルをインポートした際にクラッシュする問題も改善したとのこと。

そして今回、本作のプレイヤー数が累計500万人を突破したことも発表された。本作は2020年5月にPC/Xbox Oneおよび海外PS4向けに発売。同年9月には売り上げ100万本を突破している。そして12月には国内PS5/PS4版が、今年5月にはNintendo Switch版も発売された。本作は、PS PlusのフリープレイやXbox Game Pass向けに提供されているため売り上げ本数については不明だが、大きな成功を得たといえるだろう。DLCの売れ行きにも良い影響を及ぼしたかもしれない。
 

 
『Maneater』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに販売中だ。

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