アメコミ風アクションADV『LIBERATED』日本語版発表、PCおよび各コンソール向けに5月27日発売へ


DMM GAMESは2月18日、アメコミ風アクション・アドベンチャーゲーム『LIBERATED』の日本語版を発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Steam/DMM GAME PLAYER)で、5月27日発売予定。価格はコンソール版が3980円、PC版が1864円(税抜)。PS4/Nintendo Switch版についてはパッケージ版も発売される。


『LIBERATED』の世界では、多数の若者が犠牲となった「聖マーサ小学校テロ事件」が発生し、民主主義の国に陰を落とすこととなった。未だ犯人不明のこの事件をきっかけに法律が変更され、「安全を確保する」という名目で市民の監視がおこなわれるようになったのだ。カメラが市民の一挙手一投足を追いかけ、さまざまなデータを収集。テクノロジーが世界を支配している。そうしたなか、同テロ事件を引き起こしたのは政府であると睨み、その全貌を明らかにしようとするアンダーグランド集団「LIBERATED」が存在した。

本作にてプレイヤーは、LIBERATEDのメンバーや、聖マーサ小学校テロ事件の現場に駆けつけた警察官など、さまざまな視点から事件の真相を追うことになる。そして、その緊迫のストーリーがアメコミ風に展開していくことが特徴だ。


本作には「アドベンチャーパート」と「2.5Dアクションパート」が存在する。まずアドベンチャーパートは、コマを追いページをめくっていく漫画を読むような感覚で進行。モノクロで味のあるグラフィックノベルとして描かれ、コマの中では背景などが動いたり、会話がやり取りされていたりと動きのある表現が取り入れられている。会話の中では時折選択肢が出現し、制限時間内に選ぶ必要がある。物語の大筋には影響しないが、プレイヤーの選択によってストーリーが変化していくという。

そして2.5Dアクションパートもアメコミのコマの中で展開。人間やロボットを相手に銃撃戦を繰り広げたり、警備員に見つからないように進むスニーキングミッションがあったりと、コマの中でキャラクターが所狭しを動くゲームプレイとなる。また、効果音や悲鳴などにアメコミ風の表現が用いられている点も見どころだ。

*海外版のトレイラー

本作は、これまでに数々の賞を受賞し、特徴的なビジュアル面についても高い評価を受けている。PCや海外Nintendo Switch向けには昨年リリースされているが、日本語には非対応。アメコミ風グラフィックを採用する本作においては吹き出しのセリフが多数存在するため、今回発表された日本語版ではより楽しみやすくなることだろう。

LIBERATED』は、PS4/Nintendo Switch/Xbox One/PC(Steam/DMM GAME PLAYER)向けに、5月27日発売予定だ。PS4/Nintendo Switch向けパッケージ版およびDMM GAME PLAYER版については、本日2月18日より予約受付を開始する。