パブリッシャーのActivisionは6月30日、『Call of Duty: Modern Warfare』および『Call of Duty: Warzone』向けの「Season Four Reloaded」アップデートを、日本時間の本日6月30日15時から配信開始すると発表した。
今回のアップデートでは、まず「200-Player Warzone」つまり『Call of Duty: Warzone』での200人対戦モードがBR QUADSに登場。最大50組のチームがVerdanskの地に降り立ち、生き残りをかけて戦うのだ。期間限定モードであるとされているが、終了日については現時点では明らかにされていない。
『Call of Duty: Warzone』においては、「Supply Run Contracts」と呼ばれる新たな契約を導入。請け負うと、プレイヤーおよびチームメンバーには近くにある購入ステーションが案内され、規定時間内に到着すると割引価格にて購入できるというものだ。また、「Juggernaut Royale」というゲームモードも登場する。このモードでは、ジャガーノート入りのケアパッケージがいくつか投下され装備可能。そして、ジャガーノートを装備したプレイヤーが倒され強制収容所送りになった場合、また新たなケアパッケージが投下される。
新たな装備品としては「Spotter Scope」が利用可能に。これは周囲の環境をスキャンし、敵プレイヤーにマークをつけることができる偵察用装備で、光の反射を抑えるレンズを使用しているという設定。使用中にキラッと光って、敵に察知される心配がないということだ。使用回数に制限はないとのこと。
このほか、「Warzone Starter Pack」が4.99ドル（約540円）にて販売開始。500 CODポイント・レジェンダリーショットガン「Amalgam」の設計図・エピックKRUEGERスキン「Alchemist」・エピックコーリングカード「Breathing Easy」・エピックエンブレム「Vulture Culture」・バトルパスXP/武器XPが1時間2倍、といった内容となっている。特に新規プレイヤー向けとされているが、誰でも購入可能である。
新武器としては「Rytec AMR」が追加。50口径弾を使用する非常に強力なセミオートマチックのスナイパーライフルだ。ゲーム内チャレンジを通じてアンロックできるほか、ストアにて「Lost Souls」バンドルを購入すると設計図を入手可能とのこと。こちらはマルチプレイヤーモードなどでも使用できる。
『Call of Duty: Modern Warfare』のマルチプレイヤーモードには、新マップ「Cheshire Park」が登場。ロンドンの都市部に存在する美しい庭園と温室をモチーフにしており、主に接近戦を楽しめるマップだという。庭付きの住宅やショップも存在し、その2階に上がることも可能。また、ショートカットできる側道や、電話ボックス、足場なども用意されている。
マルチプレイヤーモードには、新ゲームモード「Team Defender」も用意される。『Call of Duty: Modern Warfare 3』にも存在したゲームモードで、Capture the Flagをアレンジしたもの。フラッグはひとつだけとなっており、フラッグを保持した側の分隊は、保持時間に応じてポイントを獲得。フラッグの保持者を守ることが勝利に繋がる。そしてもう一方の側は、フラッグの保持者を倒してポイントを得るのだ。ひとつのフラッグを巡って、最後の瞬間までスリルある体験ができるゲームモードだとしている。
このほか、新オペレーターとして「Roze」が登場するほか、ストアではレジェダリーアサルトライフル「Juliet」の設計図などが含まれる「Rogue Operative」など、新たなバンドルが複数販売されるとのこと。
なお、今回の「Season Four Reloaded」アップデートのダウンロードサイズは、『Call of Duty: Modern Warfare』所有者の場合は約22〜36GBとなる予定。コンソール版の場合はさらに約3.5GBの追加ダウンロードが求められる。また、基本プレイ無料の『Call of Duty: Warzone』では約22〜30GBとなる。ただしアップデートをおこなった後には、全体のファイルサイズはダウンロード前よりも削減されるという。開発元Infinity Wardは、肥大化する本作のファイルサイズの削減に取り組んでおり、既存のアセットを圧縮させることで対応。今回もそうしたデータを一部ダウンロードし直す形となるようだ。
