『あつまれ どうぶつの森』で「ゲーム内アイテムの売買・トレード」を行うユーザーサイトが活況。善意で成り立つ市場広がる

任天堂が3月20日に発売した『あつまれ どうぶつの森』。発売以降、マイデザインの交流や各図鑑に関するサポートなど、さまざまな非公式ツールがユーザーによって作成されている。そんななか、今度はゲーム内アイテムの売買およびトレードを行うコミュニティサイトが公開された。本作におけるトレード市場は広がる傾向にあるようで、その需要からRedditなどを通じた海外コミュニティで注目を集めているようだ。

スポンサーリンク

cockspicuous氏が作成したWebサイト「Nookazon」は、本作に登場するあらゆるアイテムを、ユーザー同士で売買およびトレードすることを目的としたコミュニティサイト。日本語には対応しておらず、英語表記となる。各ユーザーによってサイト上に登録された対象アイテムは、該当ページにアクセスすることで自由に閲覧でき、スクリーンショットとともに交換条件や入手先、出品者情報などを確認することができる。設定された交換条件は出品者によってさまざまで、ゲーム内通貨となる「ベル」や「マイルりょこうけん」を設定しているもの、要相談としているもの、実質無償といえる1ベルを設定したものやDIYで必要となる作成材料のみを提示しているものが存在する。また出品だけでなく、自身が求めるアイテムを募集することも可能だ。

対象アイテムの検索方法は、アイテム名を入力して検索するほか、衣服・家具・化石といったカテゴリからも参照できる。該当アイテムを選択することで、出品者および募集者の一覧が表示される。このように、本サイトはゲーム内アイテムの売買およびトレードを行うユーザー間の交流の懸け橋として、優れた機能を実現しているといえるだろう。

サイト名のNookazonは、おそらくTom Nook(たぬきちの英語名)とAmazonをかけているのだろう

とはいえ、本サイトを用いたユーザー間同士の売買においては、それに伴うリスクを懸念しておく必要がある。出品および募集を行う場合はDiscordアカウントの連携、あるいは他の連絡先を含むユーザー情報の登録を必須とするなど、サイト内には出品者および募集者に対して、ある程度の信頼を保証する手法も取り入れられている。そして、サイト上の売買およびトレードの成立が必ずしも保証されるものではないともいえる。

スポンサーリンク

例として、Eurogamerに寄稿する編集者Emma Kent氏が立ち上げたゲーム内のフリーマーケット企画は、その斬新な発想が大きな話題となり好評を博していたものの、一部のルールを守らないプレイヤーによって、ゲーム内アイテムの窃盗被害も発生してしまった(関連記事)。このようなユーザーの善意、信頼関係によって成り立つ市場という観点では、本サイトが架け橋となる市場についても同様と考えられるだろう。

また、本サイトの対象アイテムのなかには「住民」が含まれている。いわゆる住民トレードを募集するものであり、交換条件として他の住民を指定するものも見受けられる。このようなトレードは、衣服や家具などのアイテム交換以上に複雑な手順を踏む必要があり、よりリスクが高まることが懸念される。有志の善意によって作成されたであろうコミュニティサイトであるが、利用については十分気をつけてほしい。

ニュース

Indie Pick

インタビュー

レビュー・インプレ

Devlog