『Automaton』Steamにて8月4日に発売へ。孤独なロボットが砂漠を行く

 

インディースタジオCicle Interactiveは、『Automaton』を2020年8月4日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Automaton』は、アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、砂漠に覆われた世界。地表は一面砂に包まれているが、建造物やその部品なども散見され、どうやらこの世界にはかつて文明が存在していたようだ。主人公となるのは、小さなロボット。この小さな機械も、どうやら文明の遺産なのかもしれない。プレイヤーはロボットとして、燃料を見つけるべく荒廃世界を探索し、“空から降ってきたもの”の謎を解き明かしていく。

ゲームとしては、三人称視点のメカニクスと2D視点を織り交ぜて進行するそうだ。スクリーンショットを見る限りでは、砂漠は三人称視点で探索し、屋内は2Dライクな固定視点で調査している。3Dと2Dが融合された作品となりそうだ。また左下にはゲージが存在するように、燃料を切らさないように注意しなければいけないのかもしれない。ロボットや砂漠のグラフィックを見ても感じられるように、ポストアポカリプス描写が光る本作。ゲーム内容や開発元についての詳細は謎に包まれている。

余談であるが、同作のタイトルになっている『Automaton』は、弊誌と同名であるがもちろん無関係。Automatonにはもともと、自動人形や自動装置、ロボットといった意味が含まれているので、今作に関しては主人公のロボットのことを指しているのだろう。ちなみに似た名前のスタジオとしては、イギリスにAutomaton Gamesなる開発会社が存在し、大規模MOシューター『Mavericks: Proving Grounds』を開発していたが、昨年8月にスタジオは倒産している。

弊誌はAutomatonという名前を冠しているが、このメディア名は初代編集長によって名付けられたもの。以前のドメインであるautomaton.amは、そのメディア名に合わせて取得されたという。ただし情報は引き継ぎされておらず、現編集部にその由来を知るものはいない。なぜこのメディアがAutomatonという名前なのか。現在記事を書いているライター・スタッフ誰一人、その理由がわからないということだ。

『Automaton』は、8月4日にSteamにて発売予定だ。