採掘アクションRPG『UnderMine』早期アクセス版がSteam向けに8月21日リリースへ。つるはしひとつでお宝を掘り起こす


インディースタジオThoriumは8月13日、ローグライトなアクションRPG『UnderMine』の早期アクセストレイラーを公開した。本作は8月21日に早期アクセス版でのリリースが予定されている。対応プラットフォームはSteam。価格は現時点で明かされていない。なお、早期アクセスの期間は約6か月から8か月を予定しているようだ。また早期アクセス版リリース後は新コンテンツ・新機能の実装やバグ修正を含むアップデートを数週間おきに実施していくとのこと。

『UnderMine』はローグライクな戦闘をベースにRPG要素を加えたローグライト・アクションRPG。本作でプレイヤーは金を採掘、秘宝を見つけるなどして農民である主人公をパワーアップさせつつ、さまざまなモンスターがうごめく遺跡を攻略していく。主人公は死亡すると集めた金を失うが、アップグレードした能力は引き継がれることになる。遺跡の探索を通じて主人公をどんどん強力にしていこう。そして未知の領域を開拓し、遺跡に隠された秘密を発見するのだ。

本作で挑むことになるダンジョンは危険に満ちている。スライムや呪術師をはじめとする多種多様な敵たち、お宝を守るように配置されたトゲなどのトラップがプレイヤーの行く手を阻む。これらの危険をプレイヤーはつるはしを用いてかいくぐっていくこととなる。この手のゲームとしては珍しく、大きなジャンプが使用可能なのもひとつの特徴だろう。ジャンプをまじえながら敵の攻撃を避けていこう。つるはしはダンジョン内にいるNPCを救出し、拠点に設置されるショップを活用することでアップグレードすることが可能。またダンジョンの攻略にはポーション、遺宝、魔法や呪術などのアイテムの使用も重要となる。アイテムによってはコンボが設定されており、組み合わせ次第でより強力な効果を発揮できるようだ。

攻略の助けとなるアイテムや装備品は、壁の裏側や岩の下、彫像の裏側などダンジョンのあらゆる場所に隠されているという。発見するには爆弾の使用やギミックの利用による謎解きが必要となる場面も。またダンジョンには個性豊かなNPCたちも隠れている。その見た目はスライムから女戦士のような人物までさまざまだ。先ほども触れたとおり、これらのNPCは救出することで拠点にショップを構えてくれるようになる。アイテムの発見を含め、ダンジョンを隅々まで探索することが求められるだろう。

さらに遺跡の深部には強力なボスが潜んでいる。早期アクセストレイラーではボスらしき敵としてゴーレムや巨大ムカデなどの姿が確認できる。各エリアに用意されるこれらのボスたちは、忍耐力、戦略性、計画性といった具合にボスによってプレイヤー側に求められるスキルも異なるという。ダンジョンに挑む前の入念な準備がボス攻略におけるひとつのカギとなりそうだ。

8月21日配信となる『UnderMine』早期アクセス版では3つのゾーン、200以上のアイテム、30種以上の敵、4体のボス、10人以上の味方NPCが用意されるようだ。そして早期アクセス版リリース後には、2つのゾーンの追加と3体のボス、さらにストーリーの拡張や新キャラクター、新コンテンツの追加も予定しているとのこと。開発元はプレイヤーのフィードバックを参考にしつつ、ゲームの規模をより大きくしていきたいと考えているようだ。

ランダム生成ダンジョン、アイテムは現地調達といったローグライク要素に、死亡しても獲得・アップグレードした能力は失われないというRPGらしい要素も加わった『UnderMine』。歯ごたえのある難易度と遊びやすさの両方を兼ね備えた作品となることに期待できそうだ。なお、本作は2020年にはNintendo Switch/Xbox One向けのリリースが予定されている。