『ディビジョン2』4月中にPCテストサーバーが公開予定。ネタバレ回避のためレイドはテスト対象外


ディビジョン2』の最新情報を発信する「State of the Game」の4月11日配信分にて、同作のPC版用の公開テストサーバー(PTS)の運用を、4月中に開始する予定であることが明かされた。最初のテストは、4月25日に配信予定のタイトルアップデート3までに開始されるとのことだ。

テストサーバーは、新機能や新コンテンツを本番サーバーに実装する前にテストするために設けられるもの。近年ではオンラインタイトルでの使用例が増えてきており、Ubiosftも『ディビジョン』や『レインボーシックス シージ』といった同社のライブサービス型タイトルにて活用している。

『ディビジョン2』のライブコンテンツ・マネージャーであるYannick Banchereau氏が「State of the Game」にて語ったところによると、新機能や新コンテンツのすべてをテストするとは限らず、たとえば4月25日のアップデートの目玉となるのはシリーズ初のレイドミッション「オペレーション・ダークアワーズ」であるが、こちらはネタバレを防ぐためテストサーバー上には実装されない。PCとコンソールのプレイヤーが足並み揃えてレイド攻略を開始できるわけだ。

テスト時に重視されるのは、全体的なゲームの安定性やバランス調整、そして新しく追加する予定のアイテムの品質など。そうした点についてプレイヤーが実際に触れてみてどう感じるのか、また数日間で壊れ性能のビルドが発案されてしまうようなものなのか、フォードバックを得るべくテストが実施される。

テストサーバーには、PC版の全プレイヤーがアクセス可能。本番サーバーのキャラクターデーターが移されるため、最初からキャラクターをつくり直すのではなく、今の進捗状況から遊べるようになる。また秘密保持契約は結ばれないため、プレイ映像の配信は許される。

同作では4月5日のタイトルアップデート2により、拠点のタイダルベイスンやワールドクラス5が解除されたほか、武器や各種MODのバランス調整が適用された。初の衣料品イベントも開催中で、衣料品プロジェクト、フィールドマスターおよびダークゾーンマスターの達成、プレミアムクレジットでの直接購入などにより限定衣料品が含まれたキャッシュの鍵を入手可能だ。「State of the Game」では、一日に入手可能な鍵の個数は制限していないとも説明されている。

なお、不具合の修正にともない一時的に無効化されていたデイリー/ウィークリープロジェクトは現在修正完了。また、4月5日のアップデート以降問題となっている、シグネチャーウェポンの弾薬ドロップ率が大幅に低下した不具合については(関連記事)、4月11日(日本時間16時30分から約3時間)に予定されているサーバーメンテナンスでの修正が目指されている。まだ4月11日に修正できると確定したわけではなく、今回のメンテナンスには間に合わない可能性もあるとのことだ。