『レインボーシックス シージ』新シーズン「VECTOR GLARE」先行プレイで見えた意欲と優しさ。新規・復帰・ヘビーユーザーすべてに向けたアップデート

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ユービーアイソフトは現地時間5月22日、『レインボーシックス シージ』の世界大会であるSix Charlotte Major 2022において、同ゲームの新シーズンであるYEAR7シーズン2「Operation Vector Glare」(以下、VECTOR GLARE)の詳細を発表した。「VECTOR GLARE」では攻撃側オペレーターSENS、デスマッチ向けのマップ「接近戦」、武器の試し撃ちができる射撃練習場など新要素のほか、ゲームプレイの快適性を向上させるさまざまな変更が追加される。

テストサーバーへの実装を目前に控える中、ユービーアイソフトより「VECTOR GLARE」先行プレイの機会をいただいた。実際に新シーズンに触れた上でのファーストインプレッションを紹介していこう。なお、一般公開前のテストサーバーの情報を含むため、ライブサーバーへの実装時と一部情報が異なる場合も想定される点に留意してほしい。


「VECTOR GLARE」の新要素(オペレーター、マップ、射撃練習場、オペレーターガイド)

新オペレーター「SENS

メインウェポン:POF9(新武器)、417

サブウェポン:SDP 9mm、GONNE-6

メインガジェット:R.O.U.プロジェクターシステム

サブガジェット:ハードブリーチングチャージ、クレイモア

アーマー:3 スピード:1


新オペレーターのSENSはベルギー出身の攻撃側オペレーターである。保有するメインガジェットは「R.O.U.プロジェクターシステム」(以下、R.O.U.)。保有数は3つ。投てき型のガジェットで、接地した場所からまっすぐ転がり、その軌道上に視界を遮断するカーテンのようなホログラムを展開する。


R.O.U.は直線距離で13m転がりホログラムを展開する。ホログラムは13秒間その場に残存し、相手の視界を遮ることができる。既存のスモークグレネードやガスグレネードと比較すると視界を遮る範囲が広く、今までにないタイプのガジェットだ。エントリーやセットプレイを組み立てる上で有効に働くだろう。

加えて、R.O.U.は、壁に衝突すると跳ね返って展開し続ける。そのため、バリケードの隙間やドローン侵入口(いわゆる“ドローン穴”)のほか、鉄骨の隙間などに投げ込めるといった特性を持つ。研究によってその価値が増大する可能性を感じるガジェットだ。たとえば、下の画像のように、山荘のダイニングのドローン侵入口からR.O.U.を室内に流すことでキッチン側から通る射線をすべて隠し、リビング側からのエントリーをサポートすることもできる。


高いポテンシャルを持っていそうなR.O.U.だが、当然、防衛側の対抗策は用意されている。前述の通りR.O.U.は投てき型のガジェットであるため、JÄGERのADSの範囲内に入ると破壊されるし、WAMAIのMAG-NETに吸い寄せられる(MAG-NETの範囲内にR.O.U.が侵入すると、MAG-NETに吸い寄せられ、そこから再度展開する)。また、防弾カメラ、WARDENのグランススマートグラス、MAESTROのイーヴィルアイを用いれば、ホログラムを透過して反対側を見ることができる。MUTEのシグナルディスラプターの反応は少し特殊で、R.O.U.の転がりを止めることはできないが、ディスラプターの範囲内ではホログラムが展開されず、そこだけカーテンが開いたような状態になる。

スピード1であること、新武器であるPOF-9が攻撃側の武器としてはDPSが低いこと、R.O.U.がセットプレイに適したガジェットであることから、SENSはサポーターとしての役割を期待されるオペレーターだと考えられる。昨シーズンに登場した防衛側オペレーターのAZAMI同様、使い方次第で飛躍的にその価値を高められるガジェットを所持しているため、ぜひアンロックして研究し、いち早く使ってみてほしい。

新シーズンになると『レインボーシックス シージ』のeスポーツシーンには大きな変化が訪れ、新オペレーターは実装直後からプロリーグで使用可能となる。研究の鬼であるプロゲーマー各位のプレイをぜひ見ていただいて、そこからSENSの使い方を盗むのも良いだろう。観戦先の例としては、国内リーグ「Rainbow Six Japan League」などがある。

デスマッチ用新マップ「接近戦」

新シーズンでは、昨シーズン登場したゲームモードであるデスマッチ専用のマップ「接近戦」が追加される。従来の『レインボーシックス シージ』のマップが拠点でのセットプレイを前提として設計されていたのに対し、「接近戦」はより動きのある銃撃戦に適した形で設計されている。複数の階段で接続される多階層の構造、破壊可能な床や壁など、「シージらしさ」は健在であり、本モードを好むプレイヤーはより充実したデスマッチライフを送ることができそうだ。


また、新マップの追加と併せてデスマッチのマッププールが変更となる。ファベーラ・ヴィラ・テーマパーク・エメラルドプレーンズ・海岸線に加えて、高層ビル・接近戦が追加される予定だ。

射撃訓練場

ファン待望の、といってよいだろう。射撃訓練場が「VECTOR GLARE」から追加される。シチュエーションやチュートリアルのあるラーニングエリアからアクセスできる射撃練習場は、アンロックしていないオペレーターを含む全オペレーターの武器を試し撃ちできるモードだ。


リコイルコントロールの練習はもちろん、立ち/しゃがみ/伏せに対応するヘッドラインの確認や、各武器のダメージの測定をすることもできる。筆者は試しにSMOKEのショットガンのダメージを距離別、部位別、アタッチメント別に検証してみた。距離10m以内かつレーザーサイト装備なら、どうやら一発で相手を倒す期待値が高そうだ。

『レインボーシックス シージ』発売当初からある訓練場や前述のデスマッチと合わせて、本作には3種類の異なる練習用のモードが整備されることになる。射撃訓練場で試しに銃を撃ってみて、訓練場でキャラクターコントロールを学び、デスマッチで実践的な撃ち合いを経験する、というように、初心者が段階別に本作のガンファイトを覚えていくことができるようになった。

オペレーターガイド

「初心者向けコンテンツの充実」という文脈で言えば、「VECTOR GLARE」の一番の目玉はオペレーターガイドだろう。これまで装備や外見の設定、略歴の閲覧などができたゲーム内「オペレーター」欄の新要素として、各オペレーターの保有するガジェットの使用方法を確認できるオペレーターガイドが追加される。下の画像ではTHERMITEのオペレーターガイドを参照しており、メインガジェットであるヒートチャージの概要、保有する数、使い方を示した動画を見ることができる。


このオペレーターガイドはゲームプレイ中でも呼び出すことができるため、たとえば「試しに選んでみたけど、このオペレーターは何ができるんだっけ?」となってしまった時にも安心だ。オペレーターガイドでは、メインガジェット以外にも、サブガジェット・ドローン・ラペリング・補強・バリケードなど、『レインボーシックス シージ』を楽しむために知っておくと上達に繋がる要素の使い方を確認可能であるため、存分に活用していただきたい。

そのほか、さまざまな変更点も

これまで紹介した新要素のほかにも、「VECTOR GLARE」ではさまざまな変更が実装される。ここでは、そのうちいくつかをピックアップして紹介する。

まず、数名のオペレーターに調整が入っている。多くの調整点はGONNE-6実装時にオペレーターが失ったサブウェポンの返還で、たとえばDOKKAEBIはふたたびC75 AUTOを装備できるようになった。

そのほか、特筆すべきはGLAZの仕様変更で、スピード2からスピード3になり、サブウェポンにBEARING 9が追加されている。これによって機動力・継戦能力が増幅されたGLAZにとってさらに追い風となるのが、前述の新オペレーターSENSのガジェットであるR.O.U.とのマリアージュだ。勘のいいプレイヤーはすでに気付いているかもしれないが、GLAZのメインガジェットであるフリップサイトはR.O.U.のホログラムを透視することが可能である。SENSとGLAZのコンビによって、攻撃側は理不尽な射線を広範囲かつ一方的に防衛側に押し付けることができる。これまでやや癖のあるオペレーターとして、愛されながらもなかなか使われる機会がなかったGLAZが久しぶりに”Tier 1”オペレーターの座に返り咲くかもしれない。

また、以前よりアナウンスされていたプレイヤー評価システムのPhase1が実装される。Phase1では意図的なフレンドリーファイアを抑止するリバースフレンドリーファイア(以下、RFF)が強化されており、フレンドリーファイアの常習者に警告がなされる。それでも収まらない場合、当該ユーザーは一定の期間中、常にRFFが起動した状態になるという。

そして、プレイに直接関係する要素ではないが、『レインボーシックス シージ』に登場する特殊部隊であるレインボー部隊の物語は、今年に入ってから急速に動き始めている。

YEAR7シーズン1開始当初に発表されたシネマティックトレーラーで、レインボー部隊の一部隊員がHarryと袂を分かちナイトヘイブンとして活動していることが示唆されていた。そして今回、第3勢力として「Wolf Guard」が誕生したようだ。構成員はDOC、MONTAGNE、 CLASH、 BANDITなど殺傷能力を持たないガジェットを持つオペレーターたち。Wolf Guard立ち上げの経緯、レインボー部隊との関係など詳細はまだ明らかになっていないが、今後はバックストーリーに注目しても面白いかもしれない。

個人的な話となるものの、筆者が『レインボーシックス シージ』を始めたきっかけは、特殊部隊に対するあこがれや、適度に語られる個性豊かな隊員たちのバックボーンにある。今後、どのような物語が紡がれていくのか非常に楽しみである。


最後に、復帰するユーザーに対するインセンティブとして、Squad Up Reactivation Programが用意される。YEAR7に入ってから『レインボーシックス シージ』をプレイしていないユーザーを4人集め、5人パーティで5試合遊ぶことで報酬を獲得可能。YEAR4および 5の追加オペレーターのアンロック権を貰えるなど、さまざまな報酬が用意されているようだ。Squad Up Reactivation Programを機に、昔のフレンドに声をかけてみてはいかがだろう。

​おわりに

以上、駆け足ではあるが、新シーズンである「VECTOR GLARE」の概要を紹介した。研究しがいのある強力な新オペレーターの追加のほか、射撃訓練場やオペレーターガイドなどゲーム環境の整備も実施。「VECTOR GLARE」は、7年目を迎えてなお進化、成長し続けようとする『レインボーシックス シージ』を象徴するアップデートになりそうだ。まだやったことのない人も、しばらくやっていない人も、是非この機会に唯一無二の個性を持つタクティカルFPS、『レインボーシックス シージ』の世界に飛び込んでみてほしい。

レインボーシックス シージ』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。Xbox/PC Game Passにも対応している。YEAR7シーズン2「VECTOR GLARE」は、5月24日にテストサーバー実装、6月7日にライブサーバー実装予定だ。

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