④:阿宗麺線 西門町本店

ゲーム自体のチュートリアルも終わったところで、台湾の味に舌を慣らしていくためにも、まずはここ峨眉街から観光客に人気のお店を三軒ほど食べ歩くことから始めよう。一軒目は峨眉街を東に進んだ先にある阿宗麺線。1975年に手押し車からスタートしたこのお店、西門町を代表する小吃「麺線」の専門店として、今や世界中の観光客相手に日に数百杯もの麺を売りさばいている。

ゲーム中で食べられる料理は何といっても「ミェンシェン」と「唐辛子ソース」の二品。濃厚な鰹節ダシにニンニクと唐辛子のほのかな辛味が漂うスープ、とろみのついた麺は糸のような細さながら煮崩れもせず喉越しも優しい。具にはホルモン、薬味には香草が添えられており、小腹がすいた時のおやつに良し、飲み歩いた後の締めにも良しの、手軽な温かみがその最たる特徴だ。

日本人にも馴染み深い魚介ベースのスープは味蕾全体に染みわたり、貴方の舌先をそっと労わってくれるだろう……が、貴方の舌にそんな労わりが全く必要無い場合は、店の前にある三種の無料ソースをガンガン投入してしまうのも刺激的かもしれない。販売されている唐辛子ソースを使うという手もあるが、これは瓶詰で販売されているので、お土産に持って帰ることをお勧めしておこう。

 

07 ミェンシェン

08 唐辛子ソース

 

阿宗麺線 西門町本店
108台北市萬華區漢中街81號 127
https://goo.gl/maps/zbmhjH8BYUdzeyBv5

 

⑤:Penland Star Coffee 半島咖啡

⑥:美観園

 

台湾の暑さに喉が渇いてきたなら、阿宗麺線のお隣にPenland Star Coffee 半島咖啡というカフェがある。1991年開設の半島咖啡は、飲み歩きに特化したカップコーヒー・カップティーの種類が豊富なお店。もちろん台湾に来たら必ず飲みたいアレもメニューには存在する。中国語では「珍珠奶茶」と書くのでせっかくなら覚えておいてもらいたい。そう、タピオカミルクティーだ。

このお店が特徴的なのはその気配りの良さで、甘さのカスタマイズから氷の配分まで細かく指定して自分だけの一杯を作ってもらうことができる(カスタム自体はほかのお店でも可能)。ちなみにこちらの現実の半島咖啡の外観、公式協力店舗なのでゲーム内世界に存在する店舗にそっくりそのまま。好みの風味のコーヒーをカスタマイズして、テラス席でゆったりと街を見渡すのも洒落た時間の過ごし方かもしれない。

同じくゲームの公式協力店舗で言えば、峨眉街を西に進んだ先にある美観園というレストランで昼食をとるのも一つの手だ。1946年創業のこの日本食料理店は、「千変万化西門、吃立不揺美観園」のキャッチコピーの通り、流行り廃りの激しい西門町で一世紀近く営業を続けている老舗中の老舗。当時と変わらぬ日式大衆庶民料理が、今もお手ごろな価格で提供されている。

日本企業のレストランも数多く進出している台湾だが、ここ美観園ではその歴史が証明する通り、現地の食材を通して発展を遂げた「台式日本料理」を楽しむことが出来る。海外旅行が初めての日本人が舌を慣らすにはうってつけのお店というわけだ。味の違いは文化の違い。砂糖で甘く味付けされた味噌・醤油・マヨネーズを通して、味噌汁・刺身・サラダの違いを堪能してみてほしい。

ゲーム中、半島咖啡で飲めるのは「コーヒー」「アイスティーフロート」「タピオカミルクティー」の三品、美観園で食べられるのは「たけのこサラダ」「天ぷら」「三色丼」の三品だが、注文前に一つ重要な攻略情報を伝えておかなければならない。9月末に筆者が現地を訪れた時には、半島咖啡ではアイスティーフロートが頼めず、美観園ではたけのこサラダを頼むことが出来なかった。

09 コーヒー
10 アイスティーフロート
※販売終了のためアイスティー注文

11 タピオカミルクティー

 

Penland Star Coffee 半島咖啡
108台北市萬華區中華路一段144號
https://goo.gl/maps/9wh1r1Zpve3GrgtR6

つづく
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