美少女RPG『ブルリフS』iOS版、“肌色の多いカードイラスト”などが修正へ。Appleから指摘を受けたとして

 

DMM GAMESおよびコーエーテクモゲームスは8月28日、『BLUE REFLECTION SUN/燦』iOS版の一部カードイラスト変更を発表した。プラットフォームから指摘があったため、5枚のカードイラストについて審査基準を満たすようにイラストの修正がおこなわれているという。また対応完了までの間、iOS版では一時的に一部フラグカードのイラストが別のイラストに変更されている。


『BLUE REFLECTION SUN/燦』はコーエーテクモゲームスのガストブランドが手がける、「BLUE REFLECTION」シリーズのスマートフォン/PC向け作品である。本作の舞台は、1年半前に灰が降り始めた世界だ。灰は人体をむしばみ、死に至る「灰病」を引き起こす。さらに灰は、「異灰(テスタ)」と呼ばれる人襲う異形の怪物になることもあった。一方で灰病に侵された人間の中には、ごくまれにテスタを倒せる特別な力を獲得するものもいた。本作では、ある学校に集められた戦う力を得た少女たちが登場。世界が終わりゆく中、儚くも強い絆で滅びに抗う少女たちが描かれるという。

ゲームシステムとしては、クエスト内ではストーリーとバトルが進行、戦闘は、タイムライン式のターン制コマンドバトルとなっており、プレイヤーが各キャラクターごとのターンに行動を選ぶことで、勝利を目指していく。また要素としては、キャラクターや装備品の一つであるフラグカードが入手できるガチャシステムも用意されている。

修正対象の一つSR【彩未】病は気からのイラスト


そんな本作において8月28日、iOS版を対象に一部のカードイラストの変更が発表された。公式のお知らせやX(旧Twitter)アカウントの発表によると、プラットフォームから一部のカードイラストに指摘があったのだという。コーエーテクモゲームスおよびDMM GAMESは指摘を受け、審査基準を満たすようにイラストの修正を実施中。5枚のフラグカードのイラストについて、対応完了までの間は該当イラストを同キャラクターの別イラストへ変更されるそうだ。

また修正をおこなうイラストは、今後増加する可能性があるとのこと。カードイラストの一時表示変更を実施していないカードについても、プラットフォームからの指摘があった場合、審査基準を満たすよう修正されたへ変更する場合があると記されている。


発表によると、合計5枚のフラグカードのイラストが修正対象となっている。具体的にはSR【由紀子】肌色の輪郭 、UR【菜々花】普段見えない場所、UR【かんな】係員がいない時代、ER【美岐】ラジオはラジオで、SR【彩未】病は気から、の5枚が修正予定。いずれも、8月28日以前にゲーム内へ登場していたフラグカードとなっている。


イラストの内容としては、お風呂やプールでの1シーンから、足の裏を見せているモノなど、幅広いイラストが対象となっている。5点のカードイラストがプラットフォームから指摘を受けた理由については不明であるものの、発表内では今後イラスト変更の可能性がある一例を公開。「性的な想像ができてしまう可能性のある描写など」「肌の露出過多、体の一部部位の強調など 」が、今後カードイラスト修正の可能性があるようだ。今回の修正についても、肌の露出や性的な想像ができてしまう点などから、イラストなどが修正対象となったのだろう。プラットフォームごとに表現の異なるタイトルは多数存在するものの、今後の可能性や理由まではっきり示された点では珍しいケースといえそうだ。

なおiOS版での一時変更はイラストのみであり、カードの効果やスキルは変更がないとのこと。イラストの一時変更中、フラグカード名やスキルを確認してから編成/強化をおこなうように注意喚起もおこなわれている。

BLUE REFLECTION SUN/燦』は、PC(DMM GAMES)/iOS/Android向けに配信中。8月28日からは、『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』の主人公であった白井日菜子がゲーム内へ登場している。





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