『ドラゴンクエスト トレジャーズ』でのモンスター勧誘は、スカウト+アイテム渡しシステム採用。モンスターごとの個体差も

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スクウェア・エニックスは8月29日、『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』(以下、ドラゴンクエスト トレジャーズ)の公式サイトを更新し、システム面における新情報を明らかにした。


『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』は、お宝さがしRPGだ。『ドラゴンクエスト』シリーズの新規スピンアウト作品となる。2017年に発売された『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』に登場した、カミュとその妹マヤが本作の主人公で、彼らが子供時代に迷い込んだ異世界「竜の大地」が舞台になる。そこでは、さまざまな地域が存在し、多種多様なモンスターが生息している。モンスターと共にお宝探しに勤しむのだ。開発については、スクウェア・エニックスとトーセが共同で進めている。

これまでお宝探しについての情報が公開されていたが、モンスター面のシステムについても今回明らかになった。モンスターについては、スカウトシステムが採用されている。フィールドでのモンスターとのバトル後にスカウト成功と出ることがあるという。その後拠点に戻ると先ほどスカウトしたモンスターが集まっているとのこと。仲間になりたがっているモンスターの欲しがるアイテムを渡すことで、正式に仲間入りするそうだ。


モンスターにはそれぞれ評価(ランク)があるといい、それに応じて加入条件なども難しくなるようだ。評価としては虹・金・銀・銅といった評価に分かれているという。公開スクリーンショットを見るに、同じスライムでもスラリンとスラッシュで評価が異なる。同種のモンスターでも個体差がありそうだ。またハンターとして活躍するうちに、スカウトせずとも噂を聞きつけてやってくるモンスターもいるそうだ。


モンスターは種族としてもそれぞれ個性が異なり、得意なことや持てる宝の数も異なるという。フィールド上ではモンスターごとの能力を活かし連携することで障害物を越えられるようだ。たとえば力のあるモンスターならハイジャンプ、羽や跳躍モンスターなら滑空が可能。足の速いモンスターならダッシュができ、姿勢が低いまたは実体のなさそうなモンスターであれば地面に潜れる。知覚が鋭そうなモンスターならばサーチといった次第。こうした違いもモンスター選びの基準になりそうだ。詳細は公式サイトをチェックしてほしい。


本作については、犬塚太一氏プロデューサーを担当する。犬塚氏は『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズを統括してきた人物だ。『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズの仲間集めとしては、確率を絡めたスカウトシステムなどを採用してきたが、本作ではワンクッション置いてアイテム渡しも仲間入りさせる流れとして導入している。本作は『ドラゴンクエストモンスターズ』シリーズとは異なり、お宝探し=アイテム収集が主旨となる。そうしたコンセプトを踏まえてのアイテム集めの動機づけとして、アイテム渡しシステムを導入しているのかもしれない。

『ドラゴンクエスト トレジャーズ』は、Nintendo Switch向けに12月9日発売予定。価格はパッケージ・ダウンロード版ともに税込7990円となる。


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