『遊戯王 マスターデュエル』Steam版が絶好調、同時接続プレイヤー数が15万人を超え世界規模で人気博す

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コナミデジタルエンタテインメントが1月19日に配信したデジタルカードゲーム『遊戯王 マスターデュエル』が好調のようだ。本作は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、基本プレイ無料にて配信。Steamでは、同社タイトルとしてこれまででもっとも多い同時接続プレイヤー数を記録している。

『遊戯王 マスターデュエル』は、遊戯王OCG/TCGのマスタールールを楽しめる対戦型デジタルカードゲームの最新作だ。1万種類を超えるカードを収録し、機種によっては初めて4K解像度に対応。クロスプラットフォームによるオンライン対戦が可能となっているほか、ストーリーを複数収録するソロモードも用意されている。また、カードデータベースとの連携で世界中のデュエリストのデッキレシピを確認・コピーできる機能や、所有カードを分解して新たなカードを生成できるカードクラフト機能なども搭載する。

本作は今冬配信予定として昨年発表され、この1月に新情報を届けると予告されていたが、昨日1月19日にサプライズ的に突如配信。その後おこなわれた正式発表とともにサービスが開始した。ローンチ初日のSteam版の同時接続プレイヤー数を見てみると、ピーク時には約15万9000人に到達。これはSteam全体では5位に位置する数字であり、『Apex Legends』と『Grand Theft Auto V』の間に滑り込んだ格好だ。そして、その後も12万人以上をキープしたまま現在に至っている。

Image Credit: SteamDB


コナミタイトルのSteam版の同時接続プレイヤー数としては、2015年配信の『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』の約9万1000人がこれまでの最高記録だった(SteamDB)。『遊戯王 マスターデュエル』は、基本プレイ無料という遊ぶうえでのハードルの低さはあるものの、これを大きく上回ったかたちである。おそらくほかのプラットフォームでも、非常に多くのプレイヤーを集めていることだろう。

シリーズの過去作を見てみると、たとえば『遊戯王 デュエルリンクス』はピーク時には同時接続プレイヤー数が約2万2000人を記録し、現在も1万人以上で推移している。これもSteam全体では上位に入る数字である。もともと「遊戯王」は世界中で人気があり、デジタルカードゲームとしても根強い支持を得ているなか、新作が基本プレイ無料で配信され盛況となったようだ。またユーザーレビューでは、一部にゲームプレイのテンポの悪さやバグなどを指摘する声はあるものの、おおむね好評となっている。


『遊戯王 マスターデュエル』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、基本プレイ無料にて配信中。また、iOS/Android版も今後配信予定となっている。

なお、本作の公式Twitterアカウントでは、「特製デュエリストカードプロテクター」が抽選で当たるリリース記念キャンペーンが実施されている。詳細は上のツイートをご覧いただきたい。また本作においては、今後さまざまなレギュレーションでのイベントや大会の開催を予定しているとのことだ。




※ The English version of this article is available here

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