第一次世界大戦FPS『Isonzo』は日本語対応で発売へ。キャラクターカスタマイズ要素公開

M2Hは11月30日、現在開発中のFPS『Isonzo』のPR担当者に弊誌が確認したところ、本作は日本語に対応予定であることが明らかになった。第一次世界大戦当時のイタリア王国とオーストリア=ハンガリー帝国による「イゾンツォの戦い」をテーマにしたFPS。

デベロッパーのM2Hは11月30日、現在開発中のFPS『Isonzo』のキャラクターカスタマイズ要素を公開した。また、本作のPR担当者に弊誌が確認したところ、本作は日本語に対応予定であることも明らかになった。

本作は、第一次世界大戦当時のイタリア王国とオーストリア=ハンガリー帝国による「イゾンツォの戦い」をテーマにしたFPSだ。開発元M2Hは、同じく第一次世界大戦における「ヴェルダンの戦い」を描いた『Verdun』や、「タンネンベルクの戦い」をモチーフにした『Tannenberg』といった作品をリリースしており、本作はシリーズ3作目にあたる(関連記事)。今回披露されたキャラクターカスタマイズは、これらの過去作にてプレイヤーから多く要望が寄せられていた機能だったそうだ。


『Isonzo』のキャラクターカスタマイズ要素としては、まず兵士の制服が挙げられる。前作までは分隊ごとに制服を決定していたが、本作では自由度を拡大。もっとも、特にオーストリア=ハンガリー帝国軍の制服には多様なスタイルが存在していたそうで、史実に忠実という面もある。歴史的な整合性をとるため、クラスや階級に紐づいた制服や帽子・ヘルメットが用意されるとのこと。また、プレイ状況によって汚れも選択肢に加わり、個性的な見た目を表現できるという。

キャラクターの顔のタイプや、口髭もカスタマイズ可能だ。顔については、両国それぞれの人の特徴を強調しているそうで、陣営によって選べる顔のタイプは変わるようだ。口髭については、当時の有名な軍人や文化人などを参考に制作しており、現時点で50種類存在。今後さらに追加していく可能性があるとのこと。このほか、眼鏡や煙草、スノーゴーグル、包帯など、顔周辺に装着できるカスタマイズアイテムもさまざま用意される。


なお、本作ではクローズドアルファテストがおこなわれているところであり、続いてクローズドベータテストが実施予定。時期は未定だが、現在参加者を募集中だ。ベータテストはSteamにて実施予定で、『Verdun』と『Tannenberg』を所有しプレイしていることが参加条件となる。日本サーバーも用意されるようだ。興味のある方は、こちらの応募フォームをチェックしてほしい。

『Isonzo』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、2022年前半発売予定だ。Steamのストアページでは、現時点では英語のみの対応と表記されているが、弊誌が確認したところ日本語にも対応予定とのことである。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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