Ubisoftによる「アバター」のゲーム『Avatar: Frontiers of Pandora』映像公開。『ディビジョン』のMassiveが開発し次世代機とPCのみで発売へ

 

Ubisoftは6月13日、『Avatar: Frontiers of Pandora』のゲームプレイ映像を公開した。同社は、2017年に映画「アバター」のゲーム化を進めていると明かしていた(関連記事)。そのゲームがこのたび映像とともに、正式にお披露目されたかたちである。対応プラットフォームはPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC/Stadia/Luna。次世代機とPC、クラウドサービスに対応ハードを絞り、次世代クオリティにてリリースするのだろう。


『Avatar: Frontiers of Pandora』は、一人称視点のアクションアドベンチャーゲームだ。開発を手がけるのは、『ディビジョン』シリーズを主に手がけるMassive Entertainment。また「アバター」の映画製作会社であるLightstorm Entertainmentや版権元であるDisneyとも協力して制作しているとのこと。ゲームエンジンは、『ディビジョン』シリーズなどで採用されているSnow Dropを用いているという。

本作では「アバター」の世界観にて、物語が繰り広げられる。プレイヤーはナヴィ一族の一員として、衛星惑星パンドラにて未知の多い場所Western Frontierを冒険するという。なおストーリーは映画とは独立しているそうだ。

ゲームプレイ映像では、美麗なグラフィックにてパンドラの大自然が描かれているほか、ナヴィ族の人々も姿を見せている。一方で、資源開発公社RDA社の施設や軍の姿も。スコーピオンガンシップ、ドラゴン、AMPスーツなども映っているほか、ナヴィたちが攻撃を受けるシーンも確認でき、原作のようにRDAによる侵略に抗う展開になるのかもしれない。

まだまだゲームについての謎は多いが、発売時期や対応プラットフォームが決まり、いよいよ発売に向けて本格的に進みだしたことがうかがえる。『Avatar: Frontiers of Pandora』は、PlayStation 5/Xbox Series X|S/PC/Stadia/Lunaにて2022年発売予定だ。