『レインボーシックス シージ』YEAR5シーズン3「Operation Shadow Legacy」情報総力まとめ。大量の新要素を大ボリュームで振り返り

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Ubisoftは8月17日、『レインボーシックス シージ』YEAR5シーズン3「Operation Shadow Legacy」の詳細を発表した。その中では、新シーズンにて実装されるZeroこと、サム・フィッシャーやリワークマップとなる山荘についての情報が公開。また、新たに導入される各種機能やシステム、オペレーターの仕様変更に関する概要などについても明かされた。

まず新オペレーターについて。YEAR5シーズン3「Operation Shadow Legacy」では、なんと『スプリンターセル』シリーズより、サム・フィッシャーが攻撃側オペレーターとしてレインボー部隊に参加。同作は『レインボーシックス シージ』と同じUbisoftが手がける、トム・クランシー原作のステルスアクションゲーム。シリーズ作となっており、サム・フィッシャーはその中の主人公にあたる人物だ。秘密組織サードエシュロンに所属するサム・フィッシャーは、これまでさまざまなガジェットを駆使し、国家の存続を影で守り抜いてきた。そしてこの度、幾多の任務を遂行してきた彼がコードネームZeroの名で『レインボーシックス シージ』にやってくるわけだ。

サム・フィッシャーといえば、三眼の暗視スコープをはじめとした最先端ガジェットの使い手。そんな彼は『レインボーシックス シージ』では、アーガスランチャーを所持する。これはハンドガン型の装置から特殊なカメラを射出する、Zeroの固有ガジェットだ。発射されるカメラの先端は鋭く尖っており、破壊可能な壁はもちろん、補強壁をも貫く。その後カメラを起動することで、壁の向こう側の監視が可能となる。またカメラは両面式となっており、壁の裏側だけでなく表側、つまりカメラの射出をおこなった側のエリアも監視可能だ。

それだけでなく、カメラにはレーザー発射装置も備えられている。カメラ1つにつき1発のレーザーチャージを放つことができ、防衛側ガジェットの破壊に活用可能。たとえばMiraのブラックミラーやKaidのエレクトロクロウには絶大な効果を発揮できるだろう。また敵オペレーターには5ダメージを与えられる。以上のようにアーガスランチャーのカメラには攻守双方において有用な機能が備え付けられており、情報系ガジェットの中でも特に器用な使い方ができそうな印象だ。そのうえカメラは壁だけでなく、床やバリケード、落とし戸やCastleのアーマーパネルさえ貫通する。両面カメラによる監視性能および、設置箇所を選ばない柔軟性の高さは、シチュエーションを選ばず猛威を振るいそうだ。


一方、アーガスランチャーのカメラは起動中に緑色の光を発するため、防衛側に発見されやすいという弱点をもつ。またMuteのシグナルディスラプターやJagerのADS、BanditやKaidのガジェットで通電している箇所に対しては十分な効果を発揮できない。くわえて貫通可能なオブジェクトの中に、展開型シールドは含まれない点には注意。アーガスランチャーのカメラは一度設置すると回収できない仕様のため、間違えて撃たないようにしたい。なお、射出できるカメラの数は計4つとなっている。

Zeroのロードアウトについては、ステータスがスピード2のアーマー2。メインウェポンにSC3000KおよびMP7、サブに5.7USGを所持。サブガジェットはフラググレネード/クレイモアとなっている。注目ポイントとしてはやはり新武器SC3000Kだろう。同武器はダメージ45、発射レート850、装弾数25(+1)のアサルトライフル。速度とダメージ、ともに高い水準を満たしており、1対1の状況では無類の強さを誇ることだろう。ただし装弾数は少なめ。発射レートの高さと相まって、経戦能力には欠ける。強さを最大限に引き出すには、正確なリコイル制御も求められるだろう。


次にリワークマップについて。YEAR5シーズン3では、山荘がリワークの対象に。爆弾エリアの場所はそのままに、各階にてフロアが増築。具体的には1階のバーおよび娯楽室、2階のメインベッドルームおよびオフィス周辺を中心に廊下・壁が追加。さらにラペリング可能な箇所も増え、ついに建物の屋根にも登れるように。またマップ全体のレイアウトが見直され、射線管理が困難であった1階の正面玄関・リビング周辺の窓や階段の位置が変更された。外装に関しては山荘の象徴でもあった、ロビーにつながる5枚のバリケード、通称5枚窓が削除。一方、それ以外に目立った変化はなく、内装も含めて見た目の変化については抑え目な印象だ。総じて、攻守ともに採れる戦術の幅が広げられたリワークになっていると言えるだろう。


そのほか新シーズンでは、各オペレーター向けに新型スコープが登場。倍率サイトとしては新たに1.5倍/2.0倍/2.5倍(ACOGから名称変更)/3.0倍のものが追加される。2.5倍サイトについてはACOGと入れ替わるかたち。ただし名称が変更されるのみで、性能と見た目は同様のものとなる。また等倍サイトに関しては、新デザインのレッドドットおよびホログラフィックサイトが追加。これにより、武器カスタマイズにおける選択肢が大幅に広がることだろう。

一方、これらスコープの追加に伴い、既存オペレーターの武器ロードアウトも大胆に変更される。攻撃側オペレーターについては、DMR系武器にはすべて3.0倍サイトが付与され、アサルトライフル系の武器を中心にサイト構成ががらりと変化。そして防衛側オペレーターについては、VigilのBOSG以外の武器からACOGが削除され、ほとんどが1.5倍サイトまたは2.0倍サイトと入れ替わるかたちに。このように追加と同時に入れ替わるサイトも多く存在するため、新シーズンではオペレーターごとのサイト構成も改めて確認しておきたい。


また前述したスコープ追加に付随して、倍率ごとのADS感度設定が可能に。設定可能な倍率は1.0/1.5/2.0/2.5/3.0/4.0/5.0/12.0。追加される各種スコープをはじめ、GlazのOTS-03やKaliのCSRX 300といったマークスマンライフルの感度も個別に設定できる。これにより、これまで以上に自身・チームのプレイスタイルや戦術にフィットした撃ち合いが楽しめることだろう。そのほかには、サイトカラーの変更要素も新たに導入。スコープを覗いた際のクロスヘアの色を赤(リフレックスは緑)から、青や黄色など好きなものに変えられるように。自身がもっとも敵を視認しやすい色を選ぶといいだろう。

さらに新シーズンでは新要素の追加だけでなく、一部の試合ルールやオペレーターに向けた仕様変更も実施。まず試合ルールについて、補強壁がチーム間で共有する仕様へと変更される。つまり、これまで1人につき2枚(チーム合計で10枚)所有していた補強壁が、1チームで10枚を共有する形になるようだ。補強壁の使用はチーム共有の補強プールを介しておこなわれ、与えられた10枚を味方同士で自由に振り分けることができる。これにより、各防衛側オペレーターの役割や戦術に応じて、これまで以上に柔軟に準備フェイズを進めることができそうだ。


ガジェットについては、新たにハードブリーチングチャージが追加される。これは補強壁や落とし戸に設置すると、自動で起爆するサブガジェット。爆発するとオペレーター1人分がくぐれるサイズの穴が開く。ThermiteやHibanaなどのハードブリーチャーが所持するガジェットと異なり、起爆のタイミングは選べず、また1人につき1つしか所持できない。こうしたデメリットも存在するものの、補強壁を破壊可能な共通ガジェットの実装は初。攻撃側の戦術にさらなる選択肢がもたらされることだろう。ハードブリーチングチャージを所持するオペレーターは以下のとおり。

・Montagne―スタングレネードと交換
・Fuze―スモークグレネードと交換
・Capitao―スタングレネードと交換
・Ying―ブリーチングチャージと交換
・Lion―クレイモアと交換
・Finka―ブリーチングチャージと交換
・Nokk―ブリーチングチャージと交換
・Amaru―クレイモアと交換

またオペレーターの仕様については、ThatcherのEMPグレネードの効果に調整が入るようだ。これまで同ガジェットは、カメラ類のガジェットを一時停止させ、その他の電子ガジェットはすべて破壊することができた。そして新シーズンからは「対象となるすべての電子機器を一時停止させる」効果へと変更される。つまり、これまで完全に機能停止できた防衛側のガジェット類(BanditのショックワイヤーやJagerのADSなど)は、EMPを受けても一定時間で機能を回復できるようになるわけだ。EMPグレネード単体でのガジェット破壊が不可となるため、この変更はThatcherの立ち回りにも大きな影響を及ぼすだろう。


さらに新シーズンでは、かねてより実装が予定されていたピンシステム2.0もいよいよ実装へ。これまで距離が表示されるのみであったピンは、その機能を刷新。まずはピン内の番号機能について。これは誰がピンを立てたのか判別できるよう、ピンの中にプレイヤー番号が表示されるというもの。またドローンや監視カメラを介した赤ピンについては、防衛側のガジェットも示せる仕様となり、さらに赤ピンの中には対象のガジェット固有のアイコンが表示される。これにより、味方が何に対してピンを立てたのか、一目で分かるわけだ。これらの機能はフレンドとの連携はもちろん、見知らぬプレイヤーとの協力において特に恩恵を感じられるものとなりそうだ。

そのほか今回の発表では、マッチリプレイ機能についても触れられた。こちらの機能も以前より実装の予定が明かされているものであるが、これについては現時点でアルファバージョンの段階にあるという。最大12試合まで記録できるマッチリプレイ機能は、新シーズンにて、まずはテストサーバーにのみ実装するようだ。またランクマッチ関連の情報としては、新たにマップBANシステムを導入するという。ランクマッチを開始すると3つのマップが選出。その中からどのマップをBANするのか、1チームにつき1つ投票し、残ったマップで戦う仕様になるようだ。オペレーターのPick&Banシステムに続き、両チームにまた新たな駆け引きがもたらされることだろう。


以上が今回発表されたYEAR5シーズン3「Operation Shadow Legacy」の詳細となる。なお明日8月18日より、新シーズンに向けたテストサーバーが開かれる予定。PC版『レインボーシックス シージ』を所持しているプレイヤーはテストサーバーに参加し、前述した新要素・新システムの数々を一足先に体験しよう。

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