Co-op型ホラーFPS『GTFO』Steamにて早期アクセス配信開始。クリア率2.5%の悪夢のような地下施設を、最大4人で生還せよ

 

スウェーデンのデベロッパー10 Chambers Collectiveは12月10日、Co-op型ホラーFPS『GTFO』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはSteam。定価は3800円だが、スペシャルプロモーション価格につき1月4日まで10%オフの3420円で購入可能だ。

『GTFO』は、最大4人協力で謎の地下施設を探索するホラーFPS。本作でプレイヤーはスカベンジャーの一員となり、過酷なミッションに挑戦することとなる。たとえば価値のある遺物を探したり、DNAコアサンプルを回収したりと、その内容はさまざま。そして探索の途中では、あらゆる困難がプレイヤーの行く手を阻むことだろう。複雑な構造をしたエリア、ギミックの数々、そして凶暴な肉食モンスター。むやみな探索は早々に命を落としかねない。

こうした脅威への対抗手段としてプレイヤーは、アサルトライフルやサブマシンガンといった銃器、また地雷や生体センサーといったツールなどを装備可能。ミッションの目標に適した武器・ツールを選択していこう。くわえて本作では、銃弾や回復アイテムといったリソースの管理も求められる。限られた資源を有効活用しつつ、悪夢のような施設からの生還を目指すのだ。

前述した要素のほかに、『GTFO』の大きな特徴として高い難易度が挙げられる。本作におけるプレイヤーの体力は低めに設定されており、むやみにモンスターに立ち向かうとあっという間に死んでしまう。そこで重要となるのが、仲間との連携プレイだ。プレイヤーの役割は、装備する武器やツールによって変化する。モンスターを撃つのか、ステルスで倒すのか、もしくは罠にかけるのか。チーム間で十分に作戦を立て、うまく役割分担を果たしていこう。なお、開発元は4人での協力プレイを推奨している。それほど難易度が高いため、生還した際は強い達成感を味わうことができるだろう。

ほかにも本作には、「The Rundown」という独自のコンセプトが取り入れられている。これは「作業指示書」、もといミッションの目標が定期的に更新されるというシステムだ。作業指示書にはタイマーが設けられており、カウントがゼロになると目標が新しいものへと置き換えられる。このシステムにより、プレイヤーは常に新鮮なゲームプレイを楽しむことができるだろう。

この度早期アクセスとして配信された『GTFO』だが、敵やマップ、ミッションの目標などについては今後正式版リリースに向けて順次追加していく予定のようだ。また将来的には、プレイヤーキャラクターのカスタマイズ要素なども導入するという。さらに、未知の存在「The Warden」や謎の地下施設「The Complex」の秘密といった本作のストーリー面に関しても、今後の無料アップデートによって徐々に解き明かされていくとのこと。

謎多き世界観と歯ごたえある難易度が特徴的な『GTFO』。特に難易度に関してはかなり高く設定されており、19万人以上が参加したベータテストでは、クリアしたプレイヤーの割合はわずか2.5%だったという。高難易度ゲームの腕に覚えのあるプレイヤーは、本作に挑戦してみてはいかがだろうか。なお、本作のマルチプレイは現時点でSteamのフレンドとのみ可能となっている。また開発元は、Twitterにてフレンドを募集する際は、ハッシュタグ「#GTFOtheGame」を付けてほしいと呼びかけている。