スパイク・チュンソフトは9月10日、CD PROJEKT REDが開発するオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』の日本語吹替版トレイラーを公開した。また、本作の日本語吹替を担当する一部キャストも発表されている。
今回日本向けに公開されたトレイラーは、E3 2019にて披露されたシネマティックトレイラーの日本語吹替版だ。主人公のV(ヴィー)は、一度はすべてを失うもナイトシティでビッグになることを夢見て、相棒のジャッキー・ウェルズと共にひとヤマ当てようと画策。フィクサーであるデクスター・デショーンの仕事をなんとかこなし、報酬を受け取りに向かう様子を描いている。また、半世紀前に存在したロックバンド「Samurai」のリーダーであり、ナイトシティの伝説的人物ジョニー・シルヴァーハンドも、デジタルゴーストとして登場。俳優のキアヌ・リーブス氏が演じていることでも話題となった。
日本語吹替を担当した声優としては、Vの男性の声は小林親弘さんが、女性の声は清水理沙さんが当てている。本作では、Vのキャラクターカスタマイズに対応。男性・女性の身体および声を自由な組み合わせで選択した上で、各部位の変更・調整ができる。そして、ジョニー・シルヴァーハンドの声は森川智之さんが担当。これまで数々の映画などにてキアヌ・リーブス氏の声を当ててきたことで知られる。
そのほか、ジャッキー・ウェルズは上田燿司さん、デクスター・デショーンは大友龍三郎さんが担当する。また、今回のトレイラーには登場していないが、本作に登場するギャング組織のひとつ「ブードゥーボーイズ」に所属するプラシドを間宮康弘さんが、ブリジットを山像かおりさんが担当することも発表された。
『サイバーパンク2077』は、9月12日から15日まで開催される東京ゲームショウ2019にブース出展される。ここでは、特設シアターでの開発者による日本語吹替版の実機デモプレイを披露(18歳未満の方は観覧不可)。観覧すると、SAMURAIハンドタオルと本作のロゴが入ったLEDバッジがプレゼントされる。また、作中に登場するバイク「YAIBA KUSANAGI」の実物大モデルを特別展示したフォトスポットも用意され、登場キャラクターのコスプレイヤーと記念撮影が可能だ。特設シアターでの観覧者は、抽選でこのバイクに乗ることもできるとのこと。デモプレイの実施スケジュールなどの詳細は特設サイトを確認してほしい。
『サイバーパンク2077』は、PC/PS4/Xbox One向けに2020年4月16日発売予定。PS4版のみ、スパイク・チュンソフトからパッケージ版も販売される(ダウンロード版はCD PROJEKT REDが販売を担当)。また、GoogleのクラウドゲームサービスStadiaにも提供される予定だ。