『ラスト レムナント リマスタード』Nintendo Switch向けに発表&配信開始。スクエニが放つ手強い戦略RPG

 

スクウェア・エニックスは6月11日、『ラスト レムナント リマスタード』のNintendo Switch版を発表し、本日より配信開始した。ダウンロードのみの販売となり価格は税込4298円。Nintendo SwitchのTV/携帯モードに対応するほか、Nintendo Switch Proコントローラーでも操作可能。本作は昨年PS4向けにリマスターされた『ラスト レムナント』を移植する作品だ。

『ラスト レムナント』は、オリジナル版が2008年にXbox 360向けに発売された作品。本作の舞台は、4つの種族が暮らすとある世界。この世界にはレムナントと呼ばれる巨大な力が秘められたものが存在していた。人々はレムナントが何であるかを知ることなく利用していたが、その力はいつしか支配と被支配の関係を生み、戦乱へと繋がっていく。物語は、それから1000年が経った世界を生きる主人公と、それぞれの思惑を抱えるさまざまな勢力を中心に展開する。

本作のバトルシステムは、シンボルエンカウント方式のターン制バトルを採用。最大5人で編成するユニオン単位で、コマンドにて指示していく。敵味方合わせて最大70人での集団バトルが展開される。レベルの概念がなかったり、技をひらめくといった概念があったり、アイテム名や技名が共通していたりなど、「サガ」シリーズのエッセンスを強く感じさせる作品である。コマンドバトルながらキャラたちが入り乱れて戦う点、また戦略性の高さなどが高く評価されていた。


リマスター版は、ビジュアル面ではオリジナルからゲームエンジンを変更し、高解像度に対応。現世代向けにリマスターされたビジュアルでゲームを楽しめる。コンテンツとしてはPC向けに移植された際に追加された全要素を収録されている。バトルが通常の2倍の速度でプレイできるバトル倍速モードや、Xbox 360版では制限されていたバトルでのリーダーユニット数の解放、また装備スタイルの自由な変更や、ショップでの武器や防具のデザインのプレビューが可能。そのほか、Xbox 360版にてボスとして登場した七人衆の各キャラクターが、味方のユニオンに雇用できるようになるといった追加要素が導入されており、リマスター版ではこれらがすべて楽しめる。

『ラスト レムナント リマスタード』Nintendo Switch版は本日6月11日より、ニンテンドーeショップにて配信中だ。