IMGN.PROは12月1日、Fool’s Theoryが開発したオープンワールド・アクションRPG『Seven: The Days Long Gone』をSteamで発売した。価格は3600円で、12月9日までは3240円で購入可能だ。
『Seven: The Days Long Gone』の舞台は文明崩壊後のさらに先の時代、Vetrall Empireと呼ばれる帝国が支配している世界だ。主人公の盗賊Terielは何らかの理由で捕らえられ、ほかの囚人らとともに飛空挺に乗せられて監獄島Pehへと収容される。Terielは古代の守護神Artanakに取り憑かれており、この監獄島に隠された秘密を暴き出し、さらにはVetrall Empireを脅かすよう使命を与えられていた。
監獄島Pehにはさまざまな犯罪を犯した者たち(あるいは濡れ衣を着せられた者も)が収監されており、皇帝の命を受けたふたつの巨大勢力により統治されている。ひとつは古代の遺物の研究者で、島内の街を警備する兵士でもあるTechnomagi。もうひとつは人間の身体の限界について研究し、倫理を無視してでもVetrallの兵士に魔法のような力を授けんとするBiomancersだ。
ゲームではプレイヤーはパルクールを駆使して島内を探索する。監獄とはいうものの、島内にはさまざまな街がありコミュニティも形成されている。オープンワールドであるため、どこへ向かうも自由だ。そしてTerielは盗賊ということもあり、ステルスプレイが得意である。もちろん盗みも可能で、くすねた資源を使ってアイテムをクラフトすることもできる。
敵にはVetrall Empireの警備兵はもちろんモンスターも生息しており、死角から襲いかかったり闇に身を潜めてやり過ごしたりできる。とはいえ必ずしもステルスプレイにこだわる必要はなく、さまざま用意される武器を使って正面から、あるいは遠距離から攻撃してもいいし、魔法も使用可能になるなどプレイスタイルの自由度は高い。
作り込まれたさまざまな環境が目を引く監獄島だが、多様な人々が暮らしており前述した以外にも勢力が形成されている。ミッションにおいてはそうした勢力に手を貸すこともできるが、それぞれの勢力は異なる敵と味方を持っているため、ミッションを通じて新たな敵を作ってしまうこともあるという。
この『Seven: The Days Long Gone』を手がけたFool’s Theoryはポーランドに拠点を置くインディースタジオで、『ウィッチャー』シリーズなどを手がけたベテランによって設立されたことで本作も注目を集めている。本作はシングルプレイゲームだが、将来的にマルチプレイに対応する可能性は否定しないとコメントしている。